散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

庶民のエコ感覚・戦前の生活

2009-07-06 07:23:38 | Weblog
      当時の町並

             いろいろな修理屋さん

 東京電力の「テプコ浅草館」で昔懐かしい修理屋さんを思い出す。瀬戸物焼接

ぎ、下駄の歯交換、雪駄直し、らうや「羅宇屋」、鍋釜直し、提灯の張替えなどな

ど、なんでも直して使用しました。つい先頃まで街角で見かけたような錯覚に陥り

ました。当時の人々は簡単に捨てませんでした。  

 鍋釜直しは、穴のあいた鍋や釜を直すもので、「ふいご」を使って炭火の温度を

上げてハンダや金属を溶かして修理。らうや「羅宇屋」、キセルの掃除と修理。昔

は刻み煙草をキセルに詰めて喫煙していた。ヤニの詰まりの掃除や管の交換をしま

した。ピーと汽笛のような音で街を流していましたよ。今の人にわかるかなぁ。物

のない時代とはいえ、立派な「エコ時代」でした。