散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

三日月不動像 (太宗寺)

2007-09-12 07:52:37 | Weblog
 

 

 額の上に銀製の三日月をもつため、通称「三日月不動」と呼ばれる不動明王の立

像です。銅製で、像高は194cm、火炎光背の総高は243cm。江戸時代の作

ですが、製昨年・作者などは不明です。 

 寺伝によれば、この像は高尾山薬王院に奉納するため甲州街道を運搬中、休息の

ため太宗寺境内で、磐石の如く動かなくなったため、不動堂を建立して安置したと

伝えられています。 

 額上の三日月は「弦月の遍く照らし、大安をかける飛禽の額に至るまで、あまね

く済渡せん」との誓願によるものといわれます。そのため、像の上の屋根には窓が

取り付けられ、空を望むことができます。(新宿区観光協会)