迷宮映画館

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“アイデンティティ”

2003年10月27日 | あ行 外国映画
大雨の降る中、うらぶれたモーテルに、道をふさがれた人々が一夜の宿を求めにやってきた。売れない女優にその運転手、刑務所から護送中の囚人と刑事、事故に遭った家族、結婚したばかりのカップル。どれもいわくありげな人々だが、何か起こりそうな予感が・・。

暗闇の中、客が残忍に殺されていく。犯人は誰?護送中の凶悪そうな囚人は逃げていた。刻々と迫る恐怖。それと平行して、ある死刑囚の再審理が行われようとしていた。明日の死刑執行を目前にして、異例の再審理だった。モーテルの事件との関連は・・・?モーテルの客の運命は。

うーーん、なるほど。非常にうまい脚本に加えて、役者達のキャラがはっきりしていて、とってもすっきりする。短い時間にとんとんと登場人物が集まってくるが、個性がはっきりしているので、混乱しない。うまいなあ。人のよさそうな形事にキューザック、絶対うらがありそうなレイ・リオッタ。この二人をうまく配置したのが、成功の決め手だったかも。

この題名で、サスペンス。一体どういう謎解きになるのだろうと思ったら、ストンと落ちた。何も言及できないが、うまい!「アダプテーション」とセットで見ると、また別の面白さがあるかも。

『“アイデンティティ”』

原題「Identity」 
監督 ジェームスマン・ゴールド 
出演 ジョン・キューザック レイ・リオッタ レベッカ・デモーネイ 2003年 アメリカ作品


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2 コメント

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こんにちは! (アイマック)
2010-08-23 15:08:12
sakuraiさんは2003年からブログはじめていたんですね。
大ベテランだなあ。
やられたー!ですよ。
脚本がよく練られていて、巧妙なつくりですね、
いかにも怪しげなレイ・リオッタは罠だったわ。笑
「アダプテーション」今度みてみよう。
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>アイマックさま (sakurai)
2010-08-24 08:09:47
ここを始めたのは、2004年からですかね。
あとは、HPから引っ越しさせたのの、積み重ねです。
ブログの簡単さから、逃れられません・・。

人格というか、アイデンティティというか、そういうもんの描き方が、あっちも独特なんで、そう思ったんすね、きっと。
今見ると、どうだろ??
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