日常散策

日々の記録とその他のこと

東洋拓殖大連支店

2007年08月07日 | 町あるき
 市役所の隣の東洋拓殖大連支店(現交通銀行大連市分行)です。
 1935年築で、設計は宗像主一。宗像さんてどの様な方だったのでしょうか。この銀行は営業中だったので、玄関だけ入ってみました。なかなかモダンな様子だったのですが、ガードマンさんがいらっしゃったので、撮影はちょっと駄目ですね。。これは日本と同様です。

 Nikon NEW FM2 NIKKOR-O.C Auto 35mm f2

 参考文献はこんな感じですが、どちらも町歩きのガイドブックではなく、満州の歴史などを主題とされていて、詳細な地名や地図がある訳ではありません。
 よって、現地では検討をある程度つけておくか、別の方法で調べて行く必要があります。
 何か良い近代建築ガイドブックがあればと思いますが、適当に歩いたり、ツアーバスに揺られていても、結構な数の建物に巡り会えます。

図説 大連都市物語 (ふくろうの本)図説 大連都市物語 (ふくろうの本)
西沢 泰彦

河出書房新社 1999-08
売り上げランキング : 81287
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

図説 「満洲」都市物語―ハルビン・大連・瀋陽・長春図説 「満洲」都市物語―ハルビン・大連・瀋陽・長春
西沢 泰彦

河出書房新社 1996-08
売り上げランキング : 340497
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 銀行建築。 | トップ | 大連の市電 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
東洋拓殖㈱大連支店 (市川)
2007-08-17 11:26:00
先月韓国の天安の独立記念館に行って以来、植民地政

策の中心となった東洋拓殖㈱に興味をもちました。

当時日本は富国強兵の実現のため東洋拓殖に相当力を

いれたそうで、天皇家も株主だったと知り、ショック

でした。歴史認識は日本人にとって耳の痛いことばか

りですが、この写真の威風堂々とした雰囲気で往時の

日本の意気込みをうかがえます。今の改憲論争を語る

前にもっと今まで私自身知りえなかった事実に目を向

ける必要があると自戒する今日この頃です。
返信する
大連 (さきたか)
2007-08-17 22:13:27
 建物好き、町歩き好きとして、行って来ましたが、当時のものがまだまだ残されていました。
 大正以降、特に昭和からの歴史は、学校の授業でも流されてしまうので、以外に馴染みがないのかもしれません。
 歴史認識が最近では、政治の道具的に扱われてしまうので、関わるのを控えてしまう気持ちになりますね。
 少しずつ見聞を広めていきたいと思っております。
返信する

コメントを投稿

町あるき」カテゴリの最新記事