日常散策

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旧鶴巻邸

2005年11月06日 | 近代建築
 「近代化遺産の日」にちなんで公開された「旧鶴巻邸」昭和4年本野精吾に行ってきました。
 当時でコンクリートむき出しの住宅です。見たかった玄関は想像以上でした。円柱も良いです。思わずなでなで。
 家具(机、椅子、ベッドなど)も本野さん設計のオリジナルがいっぱいです。
 現オーナーの奥様がいろいろと解説をしてくださいました。戦後すぐにジープで進駐軍が来て、何と昭和32年まで接収されていたそうです。その頃の床の傷や、白ペンキを塗られた台所の建て付け家具もそのままでした。
 部屋がそれぞれ独立していて、奥様曰くワンルームマンションみたいとのこと。
 サンルームや屋上も良い感じで、屋上での夕焼けが特にすばらしいそうです。
 詳しくは、「藤森照信の原・現代住宅再見」の三邸目にあります。

4887062184藤森照信の原・現代住宅再見藤森 照信 TOTO出版 2002-12by G-Tools