日常散策

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伊丹モダニズム再発見

2005年11月15日 | 近代建築
 12月4日まで伊丹市立美術館で開催している「伊丹モダニズム再発見」に行ってきました。
 こじんまりとした展示でしたが、興味深いものがありました。



 まずは、昭和初期に開発された伊丹周辺の宅地開発です。阪急が開発してもので幾つか紹介されていましたが、その名も「伊丹温室・養鶏村」が良い感じです。郊外住宅の雰囲気を出しているのでしょうか。
 宝塚関係のものや、当時東洋一だった帽子産業も紹介されていました。



 その他に「東洋リノリウム」や芦屋にあった国際ホテルの絵はがきなども展示されていました。
 東リには今も社屋が現存しているとのことで、美術館の帰りに寄ってみました。
 事務所棟(大正9年)が残されていますが、少しの距離(数十メートル?)を移築保存しているとのことです。建物も綺麗に補修されていました。
 住宅地も阪急駅近所のものに現存物件があるようなので、行ってみましたが良くわからず。和風建築のようなので、ちょっと探すのにも力が入らずで引き上げました。