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「鬼」を明確にしてみます。

2020-02-03 | 社会問題
 2月 3日 節分の日

 おはようございます。 酒好きの思想家です。


「鬼」 とはだれを指すのでしょうか?

そいつが解れば絞めたも同然です。

そこで一度、分かりやすくするために、

人間を大きく二つに分けて考えてみます。

一つは、人を幸せにする人間と(これは鬼じゃない)

二つ目は、人を不幸にする人間だ。(そいつが鬼だ)

どちらも大人での話なのですが、

最初の一つ目は、一緒にいて楽しい人物だが、

後の二つ目は、一緒にいて不愉快で苦痛な人物だ。

不完全な子供がまだ、感情的なのは理解できるが、

大人であって感情丸出しでは見っともない。

確かにどちらも同じ大人の顔を持つ人間には違いないのだが、

前者は好意的であるのに対し、後者は破滅的だ。

自分のことを分かってもらえるように話をするのが前者で、

自分自身がどちらかなのかはどうでもいいと思うのが後者だ。

前者には、隣人愛の概念が存在するが、

後者には、性欲と感情だけが属性だと思っている。

なぜこのようにハッキリと分かれるかというと、

前者は大人らしさの中にあって、

後者は子供らしさの中にある。

そう考えると、「鬼は外」 の鬼とは、

大人なのに子供っぽい 「アダルトチルドレン」 なのかもしれない。

実際、子供の「鬼」が存在しなければ、

「良い鬼」も存在しないように、

「鬼」 はすべて 「大人のくせに子供だ!」 と

子供たちに石を(豆を)投げられるのが節分だ。

そしてそこに、

新しく登場したのが、「恵方巻」 である。

「恵方巻」とは太巻きを丸かじりする、大人の証だ。

子供たちに豆を投げられなくする方法である。(石じゃなくて良かった)

そういえば確かに、私の知り合いの、

「サイコパス」や「彷徨えるゴースト」は「恵方巻」を食べない!

そうか。見えてきました。

どうやら 「鬼は外」の「鬼」 とは、

幼稚で感情をコントロール出来ない大人のことであり、

他人を不幸にし、一緒にいて楽しくないアダルトチルドレン。

そいつが 「鬼」 の正体だ。



    つづく。



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