昨日夕食時に映っていたのは、モト冬樹の自宅が「生霊にとりつかれてます」と言われていた番組。
「そか~生霊と言う手があった。」と訳の分からない事を言う母親。(私)
「生前に悔しくて悔しくてしょうがなかったら、あの世に行ってからそいつに取りついてやろう。」
kekeは相槌も打たずシカトしているので、「でも、kekeにはとりつかないよ。お前は好きだから。^^;」と言う。
悔しく悔しくてどうしようもない事があったら、あの世から晴らしてやると思うと、また明日も頑張れる。
(このセンテンスは、後半部分が大切なのである。)
「しかしなぁ、モト冬樹のマジっぽいね。女の恨みで家がとりつかれちゃあ、しょうがないよね。kekeはこう言う事には決してならないように。。。女の恋愛沙汰の恨みは恐ろしいよ。」
「リア充ではないから。」
「なぁに、生霊にとりつかれるような事をするぐらいだったら、1人でいる方がよっぽどいいよ。」
そう言えば、私は子供の頃に祖母と同居していた。
母の母である。
この祖母と母は、(孫から見ると)仲が悪かった。
毎日のように母は祖母に怒鳴っていて、祖母はたまに言い返すような事があろうものなら、怒りは倍増していた。
真夜中にやられた日にはたまらなかった。
私は年中、母から悪口を聞かされていた(悪口と言うより子供時代の恨みツラミ)上に、私にまで恨みが飛び火して、「お前はやる事が雑でおばあちゃんにそっくりのB型」と言う名称で呼ばれていた。
当時の私のキャラは妹と比べると、「ぞんざいで、愛嬌が無くて、憎ったらしい」と言うキャラクターだったので、「あぁ、おばあちゃんもその手の人なのだなぁ」と想像した。
そんな祖母であったが、私にだけは「良いおばあちゃん」であった。
私の顔もスタイルも、自分ではコンプレックスの塊の鼻声まで「いい声だね。」と褒めてくれた。
私は勉強が好きな子だったので、祖母のくれた問題集をやってみては「sakeは頭がいい」と褒めてくれた。
それから小遣いもよくくれた。但し「お金は貯金するものだよ。」とすぐに貯金をしなければならなかったけど。
トランプではいつも負けてくれたし、とにかく私のやる事なす事全てパーフェクトに褒めてくれたおばあちゃんであった。
前置きが長くなってしまったが、祖母は決してよくあるおばあさんキャラ=ほがらかで人が良くて何でもウンウンと聞いてくれるような人ではなかったのである。
それは、あくまでも私に対してだけであった。
母が「お前とおばあちゃんはよく似てる」と言うように、「ぞんざいでいい加減で、素直じゃない」キャラの人だったのである。
いつか家族旅行に行く直前に、母とのバトルが勃発して、「こんな家、旅行中に焼けてしまえ!」と祖母が叫んで、父と母と大騒ぎになった、そんなキャラの人だったのだ。
そんな祖母もガンで入院するようになり、ごくたまに両親について病院に行ったのだが、ある日、祖母がとても血行が良くてほがらかで、何だかとても幸せそうであった。そして、とっても幸せそうに両親を見回したのである。(もう会話ができるような状態ではなかった。)
それから2~3日後に祖母は死んだ。
あの最後のおばあちゃんは何だったんだろう?
あんなに母と毎日ケンカをして、いじめられ(?)てて、でもとても幸せそうに、「今までありがとう」とでも言うような感じであった。
あの祖母を思い出す時、私の最期はどうなるのだろう?と思う。
私は最期の時に、ああやって今までの自分の人生を幸せだと思い、ありがとうと心で繰り返しながら、あの世に行くのだろうか、そんなバカな。
でも、母が言うように、私と祖母は隔世遺伝と言うか、似ている部分が多かったように思う。
もしかしたら、私は最期に幸せを見つけることができるのだろうか。
・・・それとも(予定通り?)生霊になるのであろうか。
「そか~生霊と言う手があった。」と訳の分からない事を言う母親。(私)
「生前に悔しくて悔しくてしょうがなかったら、あの世に行ってからそいつに取りついてやろう。」
kekeは相槌も打たずシカトしているので、「でも、kekeにはとりつかないよ。お前は好きだから。^^;」と言う。
悔しく悔しくてどうしようもない事があったら、あの世から晴らしてやると思うと、また明日も頑張れる。
(このセンテンスは、後半部分が大切なのである。)
「しかしなぁ、モト冬樹のマジっぽいね。女の恨みで家がとりつかれちゃあ、しょうがないよね。kekeはこう言う事には決してならないように。。。女の恋愛沙汰の恨みは恐ろしいよ。」
「リア充ではないから。」
「なぁに、生霊にとりつかれるような事をするぐらいだったら、1人でいる方がよっぽどいいよ。」
そう言えば、私は子供の頃に祖母と同居していた。
母の母である。
この祖母と母は、(孫から見ると)仲が悪かった。
毎日のように母は祖母に怒鳴っていて、祖母はたまに言い返すような事があろうものなら、怒りは倍増していた。
真夜中にやられた日にはたまらなかった。
私は年中、母から悪口を聞かされていた(悪口と言うより子供時代の恨みツラミ)上に、私にまで恨みが飛び火して、「お前はやる事が雑でおばあちゃんにそっくりのB型」と言う名称で呼ばれていた。
当時の私のキャラは妹と比べると、「ぞんざいで、愛嬌が無くて、憎ったらしい」と言うキャラクターだったので、「あぁ、おばあちゃんもその手の人なのだなぁ」と想像した。
そんな祖母であったが、私にだけは「良いおばあちゃん」であった。
私の顔もスタイルも、自分ではコンプレックスの塊の鼻声まで「いい声だね。」と褒めてくれた。
私は勉強が好きな子だったので、祖母のくれた問題集をやってみては「sakeは頭がいい」と褒めてくれた。
それから小遣いもよくくれた。但し「お金は貯金するものだよ。」とすぐに貯金をしなければならなかったけど。
トランプではいつも負けてくれたし、とにかく私のやる事なす事全てパーフェクトに褒めてくれたおばあちゃんであった。
前置きが長くなってしまったが、祖母は決してよくあるおばあさんキャラ=ほがらかで人が良くて何でもウンウンと聞いてくれるような人ではなかったのである。
それは、あくまでも私に対してだけであった。
母が「お前とおばあちゃんはよく似てる」と言うように、「ぞんざいでいい加減で、素直じゃない」キャラの人だったのである。
いつか家族旅行に行く直前に、母とのバトルが勃発して、「こんな家、旅行中に焼けてしまえ!」と祖母が叫んで、父と母と大騒ぎになった、そんなキャラの人だったのだ。
そんな祖母もガンで入院するようになり、ごくたまに両親について病院に行ったのだが、ある日、祖母がとても血行が良くてほがらかで、何だかとても幸せそうであった。そして、とっても幸せそうに両親を見回したのである。(もう会話ができるような状態ではなかった。)
それから2~3日後に祖母は死んだ。
あの最後のおばあちゃんは何だったんだろう?
あんなに母と毎日ケンカをして、いじめられ(?)てて、でもとても幸せそうに、「今までありがとう」とでも言うような感じであった。
あの祖母を思い出す時、私の最期はどうなるのだろう?と思う。
私は最期の時に、ああやって今までの自分の人生を幸せだと思い、ありがとうと心で繰り返しながら、あの世に行くのだろうか、そんなバカな。
でも、母が言うように、私と祖母は隔世遺伝と言うか、似ている部分が多かったように思う。
もしかしたら、私は最期に幸せを見つけることができるのだろうか。
・・・それとも(予定通り?)生霊になるのであろうか。