きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

時代(中島みゆき)

2009-01-31 | 歌謡曲・カラオケ
今日はバスで会社に行った。

風もあったし、帰りは美容院でも寄ろうと思って、電車で帰りたかった。
どってこともない理由だけど。

でも、帰りのバスはなかなか来ない。
1時間に2本しかないから。
たぶん、その前に行ってしまったばかりなのだろう。
こんな日に限って、携帯も腕時計もない。

私はぼんやり、行き交う車を眺めていた。
みんな、過ぎては去って、過ぎては去って、
私は首を長くして待っているけど、待ち人(バス)は来ないのだった。

あとどのくらい待てばいいのだろう?
怖がりの私は知りたかった。
15分・・いや20分かな。
どうやって測ればいい?
そうだ、歌を歌ってみよう。

1曲4分として、5曲歌ううちに必ずバスは来るだろうから。
私は思いつくまま歌いだした。

♪今はこんなに~悲しくて~
  涙もかれ果てて~ 
   もう二度と笑顔には
    なれそうにないけどぉ~~~♪

中島みゆきの『時代』である。
今まで10年間、私を支え続けた歌である。
そしてまた、ボチボチお世話になろうと思っている歌であった。

その曲が最後のターンに差し掛かる所で、バスは来た。
ホッとしながら私はバスに乗る。

昔っから、うんと子供の頃から、私は待つ事が超苦手だった。
大嫌いだった。
だから、私はほとんど人を待たせた事が無い。
だから、私はいつも誰かを待っていた。


美容院は予約できなかったので、うんと待ちそうだった。
私は明日の午前中の予約を入れて、帰る事にした。

kekeには言ってあったから、夕飯どうしただろう。
そう思って家に帰ると、kekeは寝てた。
弁当を買いに行った。
半額だから250円だ。
私は120円のハンバーガーを二つ買った。

また今日も台所仕事、さぼってしまった。
冷蔵庫にはだいぶ前に買ったゴボウも、昨日買ったサーモンもあったのに。


私、これでよかったのかなぁ。
何も言わなければよかったの?

♪回る回るよ~時代は回る
  喜び悲しみくりかえし
   今日は倒れた旅人達も~
    生まれ変わって歩き出すよ~♪


元夫の時もそうでしたが、
まぁ、縁があれば、またどこかで交わる事もあるでしょう。

パッとスーパーの寿司を買う

2009-01-29 | 日記
さびしい。。。。(ーー;)


毎日来てた電話がなくなれば淋しいよね。
ケンカなんてしなければよかった・・・・・かも。(ーー;)

でも、仕事の話ばかりだし、私が何か愚痴って励ましてもらうとか、そう言うのは無いから。
甘えられる事もないし、励まされるとか救われることもないから。

もともとが、救うとか励ますって、人の心の中に入り込まないとできないことじゃん。
そう言う人じゃないから。
解決法とかは考えてくれるだろうけど、もともとがそう言う発想が無いから。
そう言う人だから、電話が来なくても別に関係ないと思ってた。
居ても居なくても、私の人生にはほとんど関係ないと思ってる。

でも、なんか淋しいなぁ。

もう何もする気がなくて、夕飯も買って済ませる予定。
どうせならパッとサイフの中身を使って散財してスッキリしよう!と思ってみた。

それで買ったものは

・スーパーの寿司。(100円引きで398円のを2パック=1パック7個入り)
・太巻き寿司のパック。(480円)
・ポテチ2袋
・チョコチップのパン(8本入り178円)
・ビタミンレモンウォーター2リットル
・いつものより高いソーセージ(5本498円ぐらい)
・メンズポッキー(158円)
・カップラーメン二つ(89円×2個=社長の今度のお昼に1個105円で売るため)
       :

思いっきり散財の中身がスーパーの寿司だもんなぁ。
それでも江戸前寿司は、もうかなりかなり久しぶりだったのでおいしかった。
kekeが小皿や箸を持って来たりしていた。
私が席につくまで待っていてくれた。
食べずキライなネタにも挑戦していた。

それほど久しぶりな寿司であった。
とってもおいしかった。

私たちを前にすれば、高級寿司も何も無い。
スーパーのですごく充分おいしいから。


はぁ・・・・元気で地場野菜買ってた時代がなつかしい。。。。(ーー;)
ゴボウも、全然使ってないんだよねぇ。

まぎらわしい年賀状

2009-01-29 | 今の会社
もうだいぶ前の話になるが、北澤から年賀状が届いた。
ありがちな子供の写真の年賀状である。

差出人を見ると、北澤の名前とカミさんの名前、2人の間の息子の名前(1歳♂)と、その後にもう1人名前がある。

奴の事だ。早くも次男坊誕生か?と思ったが、そこに(2歳♂)と書いてある。

2歳?!
アイツ結婚してから1年半も経ってないよねぇ?
じゃぁ、カミさんの連れ子かしら?

北澤とカミさんは合コンで知り合ったのである。
それは2年前くらいだから、その頃彼女は傷心していたのかもしれない。
それであのバカによろめいて、今まで連れ子が居たことが言えなかったのではなかろうか。
その息子は今まで田舎で暮らす両親の元に育てられていて、このたび、再婚相手の子ももうすぐ1歳になり、落ち着いたあたりでこちらに引き取られることになったのだろう。

しかし、かわいそうだなぁと私は思う。
だって、この年賀状、自分達の子の写真しか載ってないんだもの。
北澤も意外に了見狭いと言うか、思う所はあるかもしれないが、写真くらい堂々と載せてあげたいものだ。私はこれからその2歳♂の方の子も同じように優しく育てられることを願った。。。。


話は変わり、今日nanuさんが「あれからもうじき2年だ」と言う。

「そうですね。」
「またみんなで集まりたいよな、年に一度会おうって決めたんだし。」
「YKさんはどうしているでしょうねぇ。^^」
「オレも全然会ってないからなぁ。」
「でもこの前繁華街で見かけたんでしょ?」
「そう、あの時も見かけただけだったからよぉ。」

で、私は北澤の年賀状を思い出した。
「そうそう!!nanuさん!!北澤、何かあったんでしょうかね?」
「何がよ?」
「年賀状ですよ!」
「オレんとこには来てないぞ?」
「年賀状にね、2歳の男の子の名前も載ってたんです。新しい家族が増えたみたいで。」
「はぁ?だって、上のが1歳だろ?」
「そうですよ、だから奥さんの連れ子さんなのかも。」
「それって、tora(漢字)じゃないの?」
「名前まで覚えてませんよ。」
「それ、犬じゃねぇ?2歳だろ?アイツんとこの犬だろ。あいつ、オレには年賀状書かないなぁ、出さねぇからしょうがねーか。」

犬・・・・・
ここ掘れワンワンってか。(--;)

せめて、どこかに犬って書けよ。。。。
名前をタマとかポチとかにするとかさ。。。
あれじゃ、普通わかんねーよ。

いや・・・あいつの年代ならあれで通用するんだろうなぁ。
なまじ、離婚だの連れ子だのって言うのが当然になっている、私が勝手に誤解したのであろう。
私だって、10年前なら「奥さんの連れ子?!」と言う発想にはならなかったにちがいない。

これはいいことなのか悪いことなのか。
年をとるって、ちょっとこわいかも。

ロング料金の謎

2009-01-28 | 日記
前にも書いた記憶があるが、『瑕疵担保責任保険』だったっけ?

家とかビルとか、何かを建てるたびに、その保険に加入して金を払わないとならない。
この秋から法的に義務付けられたようだ。

社長が急に「どこかに加入しなくてはいけない」と言い出して、「どうやれば登録できるのよ?」と言い出した。
そして、調べてみると、その保険を扱っている会社は国内に5社あって、登録料があるとこ、ないとこ、料金体系もそれぞれまちまちである。パンフレットはダウンロードしてみたものの、どこが安いのかいいのか全く分からんチンである。

社長は気が短いから、パラパラみて、「ここに決めよう、担当と連絡を取れ」と言うので、先方に連絡を取り、話を聞く事になった。

私はさらにこれらの比較・うわさ(?)が知りたくて、やたら検索をかけてみたけれど、ほとんどそのような比較サイトは無かった。
料金体系がバラバラなので、この規模の工事だとここ、これだとここ、みたいな感じで金額で簡単に比較する事は難しい。あとは、どれだけフットワークが軽いか、うちみたいに工期が少ない無理難題の工事が多い所だと、やたら杓子定規で「これがこうでないと工事をしてはいけません」とか、融通が利かないところだと困ることが多いと思う。


先週から今週にかけて、こんなだったから、料理も大してこなしてない。洗濯物は2回分が山になって放置されている。昨日新しい洗濯物を干すために、今までのをまた床に仮置きしているのである。
白髪染めも、だんだん塗り残しやむらが目立ってきて、そろそろ一度プロにお願いにする予定であるが、美容院を変えようかと思う。

今の美容院は2年位前からか通い始めている。
最初はカラーが3400円だったので安いわと思って行き始めたのだが、途中で値段が上がり、3900円になった。そんな事情もあり、自分で染めてみるようになったのだ。この前正直に「自分で染めてみました」と謝って、「でも、その分カットはまめにしようと思います。」と言ってみたのだが、気を悪くされたのかどうかは分からないが、ロング料金を取られたのが痛かった。

だって、今の髪の長さは去年ぐらいももっと長い時もロング料金は取られてなかったから。ロング料金を取られたのは、もっと長くなってからだったから。
ロング料金は1050円なので、そうするともう5000円になってしまう。
これじゃあなぁ。
これが会社の上司や同僚だったら、我慢するけど、こっちが客なんだから。

と言うわけで、私はこの前駅前でもらったチラシの所に料金を聞きに行った。
あれもドライやブローで別料金が掛かったり、ロング料金が別に掛かったりで、そうする人は珍しいかもしれないが、先に値段を聞いておくことを私はしたいと思うのだ。

そこだと1200円くらい値段が下がる。5回チケットを買うと、さらに割安になるそうだ。
今度行ってみよう。

自分のお金に関しては相変わらず細かいです。

縁結び、願掛け(2)

2009-01-26 | 母子家庭だから思うこと
G子とお参りに行った。
行き先は東京大神宮である。
噂には聞いていたが、駅からちょっと歩いたこの神社に次々にいろんな女の人がお参りに来ていて入り口は順番待ちの列をなしていた。

G子は「sakeちゃんのこと願うね。」と言うから、「せっかく来たんだから自分の縁結びにしなよ。」と言うと、「もう男はこりごり。」と言う。

お参りを終えて、さてどうしようかと言うと、G子は歩くの平気?と尋ねるので「全然平気だよ」と言うと、新宿まで歩こうか、と言う。
私達はいろんな話をしながら新宿方面に歩いていった。

「sakeちゃん、知ってる?ここ岡田ユキコが飛び降りたビルよ。」
「あ!ここがそうなんだ。」
「あのニュース、私バイト先で知ったの。大学4年だったと思う。」
(私は2年ぐらいだと思っていたけど、記憶違いだったかな)
「死ぬのは・・・もったいなかったよねぇ。」
「私も死のうと思って(薬飲んだんだけど)、生きててよかった。」
「もうちょっと生きてみてから考えてもよかったよね。」
「私ね、もう自分はあの時死んだと思って生きてるから、何があっても平気。」
「そう!私もそうなんだ。あの時死んだと思って生きてる。」
「sakeちゃんも?」
「そうだよ。」
「だから、(稼げなくなって)食べられなくなったら死ねばいいやって思うの。」
「私もだよ。」
「sakeちゃんも?」
「うん。」
「でも、そうしたら連絡してね、おにぎりでも半分こしよう。たぶんお米くらい送れると思うから。」
「うん、そうするよ。」
「だって、そんな風に友達が死んだら後悔するもん。」
「そうだね、その時はお互いに助け合うことにしよう。」

やがて新宿について、ファミレスでランチを食べた。
1年半前に(20年ぶりぐらいに)会った時には、G子は浮気旦那にお金を使い込まれて、まだ仕事も見つからず、「ランチなんて何だかもったいないね」って、近くの公園で二人してお昼にパンを食べたのだ。
今日は1000円のランチにして、ドリンクバーもつけた。

G子はてっきり事務職にこだわっているのかとばかり思っていたが、そうではなかった。たまたま縁があったからしているだけで、彼女はどんな仕事でもするつもりでいる。
一度真剣に死のうと考えて、そこから生きて這い上がった人間は、生きることに貪欲なのだ。どうにかしてでも生きていこうと思うものだ。死ぬ事はそのうちいつだって叶うから。

「私って、万が一奥さんに訴えられたら幾らぐらい払うのかなぁ。」
「・・・100万かな。」
「・・・100万かぁ。」
「でもね、証拠がなければダメなの。二人で明らかにそうでした、って言う証拠。それも3年が時効だから、それより前のものは無効よ。」
「探偵でも雇われ無い限り証拠は残らない?」
「探偵?!探偵なんて雇えるわけないじゃん。100万よ。1週間で100万。100万取れても意味が無いの。そんな事する人はほとんど居ませんって弁護士に言われて止めたんだから。」
「そんなに掛かるのか。」
「sakeちゃん、しらばっくれるのよ。私は何も知りませんってね。だいたいそんなんで男が奥さんの元に帰ったら、もう泥沼状態なの。ゼッタイ認めないでとことんしらばっくれるの。証拠なんてあがりゃしないんだから。」
「はぁ。それは人としてかなり感じ悪い女だね。ドラマだと悪役みたいな。」
「いいのよ、お金のためなら。・・・ったく、あのバカのせいでこんな事ばかり知恵がついてやんなっちゃう。私はそれでもsakeちゃんが羨ましい。かわいいオーラが出てるよ。」
「誰かいい人いないの?できれば独身で。」
「いい人はいないよ。ダーツとか誘ってくる人はいるけど。」
「独身?」
「うん。」
「何歳?」
「33かな。」
「いいじゃない。」
「でも、やなの、断ってる。行きたくないし。」
「生理的にだめ?変な人?」
「うん・・・と言うか、もう男が全部きらいなの。人間だと思ってない。気持悪い生物だと思うから。」
「そうかぁ・・・あの旦那がひどかったからねぇ。。。でも、そんな人ばかりじゃないと思うよ。」
「sakeちゃんの彼は?」
「あれかぁ・・・あれはどっちかって言うと、そっち系。生物系。しょうもない系。あれはそうなんだけど、そうじゃない人も居るの。妹の旦那もそうじゃないし。みんながそうじゃないんだよね。私もずっと男って気持悪いと思ってて、10年何もなかったんだけど、でも、みんながそうじゃないんだよ。。。」
「sakeちゃんは今、そんなガードがなくてやわらかい感じだよ。」
「うん。ちょっと前まではこうじゃなかったの。最近ちょっと変わったの。」
「彼のせい?」
「う~ん、そうなっちゃうのかなぁ。。。。」
「それでも、sakeちゃん羨ましいよ。」
「そんなんじゃないよ、フリンだもん。あれダメこれダメばっかで、結婚もないし。こんなのちっとも羨ましくないよ。だから、新しい縁を頼みにきたんだもん。そうだ、羨ましかったらダーツに今度は行きなさい。」
「やだよ、ダーツしたくないもん。これが女の子だったら行くけど。」
「そう言うのから、始まるんだよ。」
「sakeちゃんだったら、行ってみる?」
「うん。とりあえず行ってみると思う。それでつまらなかったら次から止める。」
「でも、気持悪いんだもん。」
「彼が?」
「男全部が。」
「だったら行ってみなさい。」
「やだ。」
「ラブホならともかく、ダーツぐらいじゃ何もアブナイ事は起こらない。もうそういうのを怖がる年でもない!」
「宗教の勧誘かもしれないもん。」
「宗教だったらダーツとは言わないだろう。ビルに連れ込まれそうになる前に逃げればいい。」
「とにかくやだ。sakeちゃんがうらやましい。」
「私なんか独身で誘ってくれる人なんていないもん。だから相手してやってるだけだもん。独身の人なら行っちゃいなさい。」
「ゼッタイやだ。」

私とG子はこの会話を半永久的に繰り返しながら、電車に乗った。
そして、手を振って別れた。

時間がこの問題は解決してくれる。

今日のおみくじは【小吉】だった。
「苦悩とトラブル続きだった出来事がすべて解決して新しい局面を迎えます。それを待ちましょう。」
たしかそんな内容だったと思う。

G子はおみくじをひかなかったけれど、そんなんだったら、無理にでも引かせるんだった。
また今度、ここに一緒に誘ってみよう。

おせっかいながら、そんな風に思った。

怪しい電話(新たなパタン)

2009-01-21 | 今の会社


うちの事務所はナンバーディスプレーできるようになっているので、電話を取る前に一応番号を見てみる。
市外局番は要注意である。怪しい電話が時々あるからである。

その中で最も多いのは、携帯の料金を見直しませんか?と言う手のもの。
素直に横文字の会社を名乗る場合もあるが、平気でNTTを名乗る手口のものもある。
(初期の頃ブログのどこかに書いたが引っ張り出せなかった、うっかり返事をしたらば、事務所に飛んできて私の名前を呼んで、契約書の名義を書く所だけ見せて、社名を書いてハンコを押せというかなり強引なものであった。)

それから、私も用心用心火の用心で、「担当は居ません」と居ても居なくても冷たく断ってしまう事にしたのだが、今日はこの手のきわどい電話の話である。

今回は電力会社の名前を平気で名乗ってきた。
そして、「料金の支払い状況をごらんになってますか。」とこう来た。
伝票は整理しているから知っていると答えると、料金の見直しの説明をしたいと言う。
もうここら辺りから、怪しいなと思い始め(電力会社は一つしかないのにこちら側の手続きで料金体制が変わるはずがないのでは?)、引き気味になっていった。

すると、オタクは電気が毎月幾らくらいですよね?と来るから「そこまで知りません」と言った。
「でも、支払い状況をごらんになっているのでは?」と言うので、「契約を変える権限は私には無い」と答えた。
敵は「現場の仮設が云々」とか訳分からん事を今度は口にするので、「どこの現場の話をしているのか?」と尋ねると、住所は言わず、この地域を担当で回っていると答える。

「必要なら、こちらから担当に伝えて折り返し電話させます」と答えると、またグズグズ何か言っている。
もうかなり怪しい。

現場と言えば、半年くらい前にnanuさんの現場の名前を名乗る男から電話があり、仕事の話で担当者の携帯が知りたいと言うので教えてあげたら、それから何度も何度も何度も何度も(nanuさんの原文どおり)携帯に金貸しの電話が掛かってきたそうである。「(高い所に)上ってる所にも掛かってきたから『お前知らん』と切った。」そうである。

こう言う事があったので、担当者の携帯も現場の名前くらいでは教えられない。
(かと言って、本当に仕事の取引先から「携帯を教えてくれ」と言われても教えなかったので、何度も会社にばかり電話が掛かり必要な連絡がなかなか取れなかったということもあるが。)

ここでこの後、説明を聞いたらどんな説明が飛び出すのやら、ちょっと好奇心があるのだが、またどっかの知らない人間が事務所に飛び込んできて、私の名前を呼ばれるのもかなわんので、もういい加減に切ることにした。
最後は「私は担当ではありませんし、分かりません。経営者ではありませんから何もできません。」(担当者の名前を聞かれればとりあえず社長と答えておく。)

すると、相手はあきらめて電話を切る。

ちなみにナンバーディスプレーは06。
たしか大阪ナンバーじゃなかったっけ?

うちの会社に掛かってくる06ナンバーはまずこの手の電話である。
06ナンバーの時点で、私はグッと身構える。

多くのまっとうな大阪の方に申し訳ないが、06ナンバーの印象はあまり良くない。

OM君のお母さんの話

2009-01-20 | 母子家庭だから思うこと
久しぶりにkekeの友達が遊びに来てた。
センター試験も終わったからなのだろうか。
めったに人が来ないうちだから、お茶菓子もジュースも無い。
スーパーに買いに行った。

センター試験と言えば、OM君はどうしたかなぁ。
この前お母さんからイイ話を聞いた。

OM君のお母さんは福祉施設で働いている。
最初は人の世話に慣れなくて辞める事も考えたと言っていたのが10月のこと
たしかその時に「この次会う時まで今の仕事が続いているかどうか楽しみにしてね」と言っていたが、先月会った時には「ここで働く事に決めたわ」と言っていたんだった。

人を助ける仕事がやりがいがあって、喜ばれて楽しいって言ってた。
自分に合っているかもしれない、とも言っていた。

「今まで考えた事なかったけど、ヘルパーの資格取ってみようかなって思うの。障害者のお世話は、老人のお世話にもつながるかなって。」
「へぇ!そうなんだ!私も希望がわいてきた。そんな風に思えるようになるなんて!私ももしかしたらそんな風に考えられるかも!今の会社で働けなくなってもどうにかなるかも!」

そうよぉ、と彼女は言った。

私がこわいこと。
しがみついていること。

そのうち手放すかもしれない。
手放しても、私はそれほど変わらないかもしれない。

周りの景色が変わるだけで。

野菜がうまい

2009-01-19 | 日記
昨日買った地場野菜。

初めて「春キャベツ」を発見!
春と聞くだけでうれしい。
1個200円だけど、買ってしまった。

大根は小ぶりで一本120円。
おでんでしょ、グラタンもコンソメ味で少し煮るとおいしく食べられる。
今度やってみたいのは、「鶏のから揚げ鍋」である。
これも去年のエッセでみつけたのだが、鶏のから揚げを大根おろしで鍋にすると言うレシピ。
これはkekeも好きそうなので、寒いうちに試してみたい。

それからほうれん草を買った。
「旬の野菜です」と言わんばかりに茎も太くてどっしりしたほうれん草だ。
これも一袋120円だった。
ゆでてみた。
水気をしぼりながら、一つかじってみた。

ただのお湯でゆでただけなのに、ほうれん草の味が濃い。うまい!
その後でごまあえにしてみた。
ごまあえも美味しいけれど、素のままのほうれん草がうまかった。
冷蔵庫から缶ビールを出して、プシュ!と開けた。


まぁいいっか。
いつも最後はそのひとこと。

だから、蟹工船(読んだことないけど)

2009-01-18 | 巷の話題
今月から3月まで頼まれた新聞は、休みが明けてからほとんど目を通せてない。
サザエさんでさえ、波平さんは朝新聞を読んでたし、サザエさんも週刊誌を読んでいたのに。
起きて食事と身支度と仕事と睡眠で毎日が終わる。

これでは新聞をとる世帯も減るだろう。
金が無いし、読む時間もない。

私ってプロレタリアなのかも。
今の生活に不満はないが、きっとこれらを毎日グルグル繰り返して、ただただ生きていくだけ。

労働者階級でグルグル働くばかりなのが、問題なのではない。
目的もなく、夢も持たず、たどり着ける場所もなく、集う相手もおらずに、ただただグルグルばかりなのが問題なのだ。人間ロボット化と言うか。

サザエさんの方がよっぽど豊かそうなのは何故だろう。
携帯もなく、ゲームもない。もしかしたらTVも無いかもしれないのに、労働者よりは中産階級って感じだもんなぁ。


今の会社は日曜しか休みが無いが、慣れてしまうとそれなりに馴染む。
そりゃ土曜が休みだったら、一日は家事をして、一日はのんびり過すことができるから楽だけど、日曜だけでも私は平気。
みんなで働いて、会社に少しでもお金が残るなら、私はかまわない。

父が呆ける前に「今の若い者は休む事ばかり考えて、そのうち日本はおかしくなるだろう」と言っていた。当時は「なに言ってんだ」と思ったけど、そうかもしれない。

日本は戦争する力が無い。
だから、他の国以上に働いて働いて金を持ち、経済的に強くなる事は悪い事なのだろうか。

みんなで働いて、みんなで豊かになればいい。
少なくてもサザエさんの時代はそう言うムードがあったような気がする。
夢があったし、たどり着きたい場所もあった気がする。

私にはそういう魂が心のどこかに少しは残っているけれども、恵まれたブルジョワ系の人達が、休んで遊ぶ事を当たり前に正当な権利と考えているから、たぶんこの国はもう変わりようがないだろう。
労働者が頑張っても頑張っても、国が豊かになるより、そう言う一部の人達に搾取されてオシマイになりそうな気がするのである。
だからサザエさん時代より、貧相なのである。
新聞を読む金も時間も無いのである。
(新聞もニュースも揚げ足取りばかりで進歩ないし)

昔の「男は働き、女は家」って言うのも、とても合理的だったと思う。
お父さんとお母さんと一緒に子育てみたいな、ひよこだかたまごクラブだかの世界も、子育てが終わりつつある今となっては、ただのアメリカンで「なんだかなぁ」である。

ただいま子育て真っ最中の世代の人は、それが当たり前なのかもしれない。
入学式も仕事休んでいくお父さんが多いから。
「その人のおうちン中」と言う小さな組織は、それでよいかもしれないが、日本中でみんながそんなノンキな事をしてたら、そのうち頑張ってる他の国に追い抜かされて、何の力も無くなってしまうのでは。

昔のようにもっと働いたらどうだろう。
結局、ゆとり教育は失敗でしたって、それはそれでいいけれど、「もしかしたら大人の自分達もそうなのでは?」と言う危機感はないの?

あーあ、誰かが「ここでみんなで国一丸となってやっていこう!」と言い出したら、私も頑張れそうな気がするんだけどなぁ~。
ただただ、グルグル毎日を回して生きて、この国の未来より今日寝る事と、明日また食べるためだけに仕事に行く事を考えます。

自慢ではないけど、年収がよその半分だと思ったから、私はよそと同じ金の遣い方はしなかった。
武器を平気で持つ国に見習って同じことをしていたら、その国よりゼッタイに豊かにはなれないだろう。
いつまでも、へーこらへーこら頭を下げているしかないだろう。

それでしわ寄せが、賃金を下げるとか労働者をクビにするではやってられない。
それならもっともっと働かせてもらってかまわないから、会社でも国でも豊かにしてみせろ!

と、労働者の私はお偉いさんに言いたい。

冬休みの課題

2009-01-17 | 息子keke
今日はkekeの友達や同級生はセンター試験である。

友達のG子は「浪人でもかまわないから、早く終わってほしい」と言ってた。
私の心臓では一発試験だなんて、心臓発作が起きてしまいそう。

kekeは学校が休みでも、外に出ることはなく家で過す。
「どっか遊びに行かないの?」と言うと、「友達はセンター試験だから。」と言う。
「でも、中にはもう決まっている友達も居るでしょう?」と言うと、「家が遠いから」と言う。

「せっかくの休みだから有意義に過しなさいよ」と言うと、うるさいなぁと言う感じで「過しているよ。」と言う。本人曰く、大学の授業について行けるように「勉強している」らしい。
でも、今日は仕事から帰ってきてkekeの部屋のドアでそっと聞き耳を立てると、コントローラーの音が聞こえてきてた。本人は「勉強してる」つもりでも、休んでいる方が多いのでは・・・・??

しかし、自分の高校生活を思い起こすと、やっぱりこんな風だったような気がする。
部活もバイトもするわけでなく友達と遊ぶ訳でもなく、ユーミンと太田裕美を聞きながらぐーたらぐーたらしてた3年間だった。
たしかに電車を乗り継いで友達の家まで遊びに行くのは面倒だったな、私も。
そう言う所何気にすごく似てる。。。。


そう言えば、大学から「冬休みの宿題」と言うものが届いた。
レポートをまとめる課題である。
それはいいのだが、それと一緒にDVDの案内状が入っていた。

それは先に推薦で受かった学生に対して、「他の受験生が勉強している間に一緒に学力をつけましょう」と言う内容のものである。
それが英語、数学、理科の単元別になっていて、1枚1万7000~8000円ぐらいするようなものである。それを希望者は最高2枚まで購入する事ができる。
それも説明書を読むと、1週間以内に代金を支払って買わねばならないのである。
「おぉ!これは早速買って勉強しようよ。」と私は言って、kekeにどの単元のDVDを買うか、明日にでも決めなさい、と言った。

それから二日後ぐらいに「あのDVDはどうした?」と言う話になって、kekeに「早く申し込まないと締め切りになっちゃうよ」と言った。
するとkekeはボソボソと「あれって・・・やんなきゃいけないものじゃないらしいよ」と言う。

「でぇも、うちはやっておこうよ!他の子はみんな試験勉強をしてるんだから、苦手な所だけでも克服しておかないと。」

すると、kekeはプリントを持ってきて、「ほらね。」と言う。
たしかにプリントを見ると、一番下に「※この申し込みは任意です」と書かれている。
そして、よくよく読んでみると、このDVDの添削課題(DVDをどこまで理解できているか問題を解くようだ)の送り先は「当社の指定先へ送付」と書かれている。

「これって・・・・もしかして大学とは関係ないんじゃないの?」
「それにさ・・・微分積分(Ⅰ)だけでこの値段って高い。。。」

たしかに・・・一科目1万なんぼならともかく、一つの単元のDVDでこの金額は高すぎる。。。

そして、kekeは「この値段なら、自分で勉強するから。」と言い残して部屋に帰って行った。。。


そして、そう言ったわりには、勉強している姿はあまり目にしない。
今日も立ち聞きをすると、ゲーム音のようなものが聞こえてくるような気がするのであった。



そんな私は今日の朝、kekeに課題を置いていく事にした。
「昼食を自分で作る」と言う課題である。

まだまだ初心者だし、当人にやる気がない。
そこで私がほとんどお膳立てをする。

鍋に肉と野菜、出し汁でコトコト煮ておく。
平らなお皿には肉と玉ねぎのスライスを乗せてラップする。

肉とスライス玉ねぎは、フライパンで焼いて焼肉のたれで味付けをすること、鍋の肉と野菜汁は、あとお味噌を1/3カップぐらい入れると豚汁になるから、とkekeに言い残し、仕事に出ることにした。
ご飯も、後はスイッチだけ入れればいいようにしておいた。

さて、どうしたものやら・・と思って家に帰ってみると、kekeは言われた通り昼に作って食べたらしい。「玉ねぎは焦がした」と言っていた。
焼肉はもう残ってなかったが、豚汁は残っていたので夕飯もそれを食べた。

「すごくおいしいよ、さすがだね。」とkekeに言った。
kekeは「適当に入れただけ。」と言った。


でも、本当においしかった。

夕食はハンバーグを作った。
週に一度は作ろうと思っていたのに、どのくらいぶりだっただろう。
また、今日も食べるのは9時過ぎになってしまった。