もう、前の会社の事を思い出すのは止めよう。
どうしてもそう思わないと、前に進めないらしい。
他のみんなのように、うまいバランスで時々ポケットから取り出して眺める、と言うことが私にはできないらしい。
やっぱりアレは終わったことなんだ。
みんな、もう今の仕事や家族でいっぱいなんだ。
私も忘れよう。
できなかったら、軽くにくんでみよう。
今度の会社の仲間は、前の会社と切り離して私を受け入れてくれる。
ここが私の来る場所なんだ。
もう、会うことも無いかもしれない。
それならそれでも、いいや。もう誰もここには残ってないのだから。
私は今度の職場で働いて、今までと同じようにkekeと暮らして、料理や歌のレパートリーを増やしたりしてみよう。
周りの景色が変わるけど、私は今までと何も変わらない。
ここから、また始まるね。