きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ひとりで紅白

2011-12-31 | 息子keke
2011年もいよいよ終わり。

kekeは「あと1時間もあれば部屋は片付くから」とTVを二人で見る。
画面には鉄道マニアの人と鉄道会社の人がクイズでバトルする番組である。

そんなのを見ながら、年の話をしていたら、kekeはまた「人生なんて」と何度も言い出した。

この前も誕生日の話をしたら、機嫌が悪くなった。
それでハッと思ったのだが、たぶん年や誕生日が嫌いなのかもしれない。

しかし、その時は「また何がイヤになったんだ?これからは人生を好きにしていいんだよ。」と言うと、またkekeは布団をかぶって寝てしまう。

「部屋を片付けるのはどうしたんだ?」と言ってもダメで、ついてたTVを消して「やらないならもういいよ。」とため息をつきながら台所を片付けていると雰囲気は最悪になった。
日ざしはナナメで、どう見ても敗戦処理のよう。

もう無理。
私ひとりではこの状況は変わらない。
だって、うまくいった試しなんて全然無いじゃない。

でも、今日はそばぐらい食べようと思って買いに行った。
財布に100円玉とちょっとしか入ってないのに気付いて、家に引き返すとkekeは起きていて泣いていた。

「しばらくゆっくりしてていいんだよ」と言ってもずっと泣いていた。
でも、こう言う時でも、kekeは決して頼ってくる事はない。
いつも1人で泣いている。

ダメだしになるから、買い物に行った。
帰ってくると、煮物とカレーを作った。
今年もおせちはしないの。だって揃えると高いし現実的じゃないから。
つまみ用にナゲットを揚げて、ハムを切った。
そして、二人でつまんだ。

ダウンタウンの「笑うとお仕置き」の番組をしばらく見ていたけど、ちょっとだけ紅白見てもいいかな?と言うと、kekeは部屋に戻った。

「別にこのままでもいいよ」と言うけど、部屋に行ってしまった。


1人で見る紅白。

希望も明日も他人事のようだ。
私も1人で泣けてくる。

ゴール地点

2011-12-30 | 息子keke
今日の午前中にやっと配置替え。

棚を動かして、テーブルは隅に寄せて、何気に私の勉強机?となった。
私は片づけがあまり得意でないので、かなり消極的に手伝った。

お昼にコンビニでおにぎりを2つづつ買ってきて、昨日作った豚汁で食べた。
こんな風な大掃除なんて、何年ぶりだっただろう。。。
しかも、kekeが率先してやっているとは。。。

一緒に荷物を運びながら、こんな仕事だったらkekeは得意なのかもしれない。
自分が苦手だったから、体力仕事は考えたこともなかったけれど男の子だ。
いつかその気になればこう言う仕事だってあるんだ。


最近気がついたことは、kekeのゴール地点を勝手にここだ、と定めて定規で直線を引き、「この上を歩きなさい」と私は言ってきたのだと思う。
G子もやり方はほとんど変わっていない。
ゴール地点が大学か、受験かの違いだけである。

奇しくもG子を見て、それに気付いたのである。
私はG子に「あれをしろ」と言われてそれに抵抗があったし違うと思ったし、「それじゃなければこうなる、ああなる」と言われて、それなら自立なんてできなくたっていい、「最終的に飢えたっていいんだ。少なくても自分らの行動(人生)を監視されるよりは。私達は人形じゃない。」と思って、関わるまいと思った。
他のことだったら上辺だけフンフン言えたけど、これはダメだった。

でも考えてみたら、私が大学を休むな行け行けと言ってたのも、同じことだったと思う。
そうじゃなければああなる、こうなる、としか理由を説明できなかった。
じゃあそうなったっていい、死んでもいいから好きにさせてくれ、とそれなら思うだろう。

例えば車だってそうだ。
自分で走って発見できること、自分で選んで買える事が楽しいわけであって、私の車で「さぁ練習しなさい」では同じ楽しみ方にはなれないと思う。

ここまでは、少しづつ分かってきた。

G子とはもう一度仲直りをしたいけれど、こう言う事が分かってもらえるようにうまく説明できないと思う。
G子は「大学だけが全てではない」と言うけれど、努力しないのはキライだと思う。
なんで努力しないでいられるのか、分からないと思う。
そこがうまく説明できないからだ。

本当に私と友達でいたければ、分かろうとするだろう。
「それなら友達じゃなくていい」と言う選択も良いと思う。

他のことなら譲れるけど、これは絶対に譲れないしG子との間ではウソはつけないから。

模様替え

2011-12-28 | 息子keke
あるまだ早い朝に、kekeが居間にきて、一緒にコタツにあたる。
これだけでもちょっと珍しいことなので、PCをやめて話を聞こうとすると、南側の窓を指差して「あそこにベッドを置きたい」と言う。
(kekeの部屋は北側で日が全く当たらないのだ。)

「それはいいアイデアだね。私もここに引っ越した時に、あそこにベッドを置こうかって考えたんだよ。」

でも、止めてしまった。だって一応ここはリビングだったから。

だけど「太陽の光で目覚めるのって気持がいいと思うよ。」と私は賛成した。
さほど来客があるわけでもない、リビングにベッドがあったっていいじゃないか。

kekeは「でも、そのままじゃ運べないと思う」と言う。たぶん部屋のドアからでは出せないらしい。

「下には1人暮らししてた頃のラグを敷こう」と言うので、「それはちょうどいいね」と言った。

話はそれきりで終わると思ったが、翌日kekeは寸法を測っていた。
そして、私が出かける頃、掃除機の音が聞えてきた。

帰ってみると、部屋は騒然となっていた。
ベッドは新しい場所にはあるものの、中の引き出しは中身が出ているし、今までそこにあったテーブルはとりあえず真ん中に陣取って歩けない状態になっていた。
そして、kekeはコタツで寝ていた。

「え。。。。これで終わり・・・?」
と言うと、kekeはベッドを動かして(一度ばらしたのか?)ベッドに収納されている引き出しを整理しているうちに眠くなったと言う。
「少なくてもベッドをどうにかしないと今日寝れないのでは?」と言うと、「引き出しが出てるだけで、布団を敷けばもう寝れる」と言う。
ラグは少し寸法が足りなかったので、スーパーでマットを買いに行きそこに敷くことにした。


「次はテーブルをどこ置くか。。」
kekeはコタツがあるからテーブルは要らないんじゃないか、と言うけど、「いやいや、ひざが更に悪くなると、畳に座るのが苦痛になるはずだから(母がそうだった)、いずれはテーブルは使うようになるよ。」と私は言う。

この本棚を動かして、とりあえずは隅に置こうとkekeは言う。
またテーブルがどうしても必要になったらその時考えようと言う話になった。
kekeは年内には終わらせたいと言う。

その日はこの後に半額見切りのサンドイッチと余ったご飯でいなり寿司、昨日半額で買った肉を焼いたりして、ビールとカルピスサワーで乾杯した。
そして、風呂にも入らず早くに寝てしまい、今はまだ朝の5時だ。

二人で続けて風呂に入って、また片付けの続きをしよう。(^o^)丿

sakeの散歩写真(東京駅)

2011-12-27 | 車の練習
リップクリームを使い切った。

それだけではもったいないので、まだわずかに残っている芯の周りについたクリームを唇をとがらせて使っている状態が数日続き(小筆を買って塗るほどではないと思う)、さすがに次を買っても良いのでは?と思い、最近ドラッグストアに寄る事が多い。

しかし、何度か立ち寄ってもまだ買えてない。

リップクリームと言うのはピンキリであるからである。
198円から高いものだと1000円以上する。
この狭間で悩むのである。

ちなみに今使っていたのは、600円ぐらいしたのではないかと思う。
唇の皮がいつもめくれている状態だったので、思い切って奮発してハチミツだかロイヤルゼリーだか入っているのにした。
どちらかと言うと軟らかめなタイプ。
(だから減りも早かったのだろう。)

今回、また同じのを・・と思っていたが、どの店にも無い。

見ると、口紅を塗らなくて良いクリーム(くすみが消えるらしい)もあるし、最近はチューブ式のもある。
これはこれでなかなか効果がありそうである。
それからナイチンゲールのマークのメーカーはいろんなリップクリームを出しているようだが、値段がピンキリなので、どれを選んで良いか悩む。

そうこうしているうちに、いよいよリップクリームがなくなってきた。
口をすぼめて一生懸命塗ろうとしているが、届かなくなってきたのである。

今日こそ、今日こそ買わなくては。。。。


昨日はお使いで東京駅まで。


東京駅(丸の内中央口)の前。


道も広い。


金網の外から見た首都高(ここらは地下を通ってます。)

車で行かなくて正解だった。^^;
駐車場が地下しかないようで、見つからなかった。
(昭和通りの地下から入ればよいのか?)
停められても、地上に上がってから迷子になった可能性大。。。難易度高!

いったいいつになったら、車で丸の内まで来れるようになるんだろうか。。。。

シンプルな会話とは?

2011-12-25 | 息子keke
今日は悩みに悩んで、kekeに訊いてみることにした。
本当は1ヶ月は何も言わないことにしようと思っていたので、何度も胸に手を当てて考えた。
言う前にブログで相談してみようかな?とも思ったのだが、そこで「ダメだよ」と言われたら、また質問が何ヶ月も先になってしまう。それまで私はこの気持を悶々と抱えて生きていかなければならないのだろうか。

いいや、もうここまで来てしまって、これ以上も以下も無い。
要は責めずに、穏やかに話せばいいのではないか、と思ったのである。

豚ドンを買ってきて、keke(寝起き)と二人で食べながら、何度も言葉を選びながら、「ねぇ」と訊いて、

「私は小遣いをいつまで渡せばいいのかな?」

と尋ねてみた。案の定kekeは怒ったようで、豚ドンの箸を止めて、フタをした。
「別にイヤミで言ってるんじゃないんだよ、怒ってるわけじゃない。ほんとにいつまでなんだろう?と思っただけ。」

と言うと、小声で「センター試験まで」と言って、また怒り出した。

  は????

私はその答えにビックリしてしまった。
センター試験をまだ受ける気でいたのか?と言うのも驚いたし、それならなんで予備校にも行かず、勉強もせず、夜中に電話してるのだ?と言うのも驚いたし、とにかく想定外の返事にひっくり返るほど驚いた。

いつもならそこで突っ込むところなのだが、私はまたTVを見ながら数分考えた。
何て言えばいいのか悩み、またゆっくり言葉を選んだ上で

「センター試験っていつあるんだ?」と言うと、kekeは怒りながらも日にちを言うので、私はここでまたゆっくり言葉を選んだ上で、

「予備校には行かなくてもいいの?」と遠慮しながら言うと、kekeは「もう何も話さない!」と怒り出した。

「お母さんは怒っているわけじゃないんだよ。てっきり受験をしないのかとばかり思っていたから驚いたんだ。二次試験も受けるのなら受験料もいるし考えないといけないだろう?」

と言うと、また怒り出し、「二次試験は受けない!金のプレッシャーを与えるな!」と言うので、私はゆっくり言葉を選んで(と言うか実際は間を開けて考えただけで言葉の選び様はなかった)、「・・・それならなんでセンター試験を受けるの?」と小さく尋ねた。

kekeは「もう受験料を払ったからだ!」と言い、部屋に引っ込んでしまった。


kekeは試験を宝くじか何かと勘違いしているのではなかろうか。
これを読んでる皆さんは「keke君がんばっているじゃない。応援してあげなきゃ」と言われるかもしれないが、私は最近の様子を逐一知っているので、こんなのは口からでまかせだと言うのがよぉく分かってる。

しかし困るのは、本人がそれをウソだと認識してないことである。本当に受ける気があるのならもっと勉強に前向きになれるはずなのになっていない、=本当はやる気はなく、逃げる術(言い訳)なのに、本人にその自覚がまったく無いのだ。
だから、私が図星をつけば(今日はさすがにそこまでは言わなかったが)、「お母さんはボクを信頼してくれてない」と言うことになる。

思えば、大学もそうだった。
休学しているうちは「秋になったら学校に戻る」と言ってバイトもそこそこに探さず、いざ休みが終わったら復帰しない。それじゃ「あの終わったら行く」は何だったのか。
私に言わせれば「あれはウソ」なのだが、本人はその自覚が無い。
その時はそのつもりだったからである。

恐らく今回もそう。
怒った態度は、浮気がばれた時の男の開き直り方とクリソツである。
私の方が図星なのだが、それを認めたくないからああ言う風に開き直るしかないのである。

しかしここで怒れない。
それは私のたった一人の息子だからである。
責めるより、どうしたらこの思考回路が変わるのか?を考えねばならない。

そして、今日の反省点だが、「小遣いをいつまで渡せばいいのかな?」は私的には訊いても良かったのではないかと思う。
実際に、このまま半永久的に渡すことはできないと言うのを分かってほしいからである。

ただその後のセンター試験云々は余計なことだったかもしれない。
小遣いの事を訊くだけで、こちらの要件は充分だっただろう。
(冷静に文章にしてみると、そう思う、そう思えるだけ少しは私も成長したのか?)


シンプルな会話と言うのは、こう言う事を指すのかな。

今日思ったことは、kekeは私らが想像してるような悩み方ではない。
本人なりには悩んでいるのだが、それはこうしてみると深刻なものとはまた少し違うような気がする。

逃げる口実があれば、そこを(ほんの針の穴のような細さでも)逃さず突いてくる。
本当に心から悩み苦しんでいるなら、このようなしたたかさ(一種の計算高さ)は無いだろう。

困ったのは、本人は自分の思考回路に気付いていないことである。
あの考え方では、悪い結果は全部他の誰かのせいにできてしまう。
そして、本人は永遠に悲劇のヒーローで頭を抱えたポーズを取り続けるだろう。

しかし、次に言うとしたら来月の半ばだ。
いずれは小遣いをとめて、働かなきゃご飯が食べれないと言う状態にでもならない限り、こうしてヌクヌクしているような気がしてならないのだが。。。
本当にこのままで解決するのだろうか。。

フリーセル

2011-12-24 | 息子keke
昨日からずっとフリーセルばかりやっている。

こんなにゲームをする時間があるなら勉強の1つでもできるはずなのに、そう言う気にはなれないのである。
今度の試験はこれじゃあオハナシにならないだろう。
フリーセルは適度な時間内にカードがきれいに片付き、しかし時々袋小路、手詰まりになってしまう場合も適度な確率で現れて、そして、もう一度チャレンジして、その嫌な記憶を成功で塗り替えていく。
その感覚がとても心地良いのである。

こうして休日にブラブラしている私は、学校に行けずブラブラしていたkekeと似ているのかもしれない。
やらなきゃいけないのは分かってる。
でも、それができない。
無理にやったとしても、これじゃたぶん成果は上がらない!そんな感じ。

プレゼントを姪っ子達に届けに行き、妹にここまでの状況をかいつまんで話すと、フンフンと聞いてくれた。

「私は大学生だから、親が学校に相談してどうこうしてもらうって無いと思うなぁ」と妹は言い、「子育ての仕方は一通りだけじゃないから、どれが正しい・間違ってるとは言えないんじゃないかなぁ。」と言う。

「kekeがただ怠けてただけではなくて、自分でもこれじゃいけないと悩んでるらしい。。今は追い立てないで【見守る】ことにしたんだよ。」と言うと、妹は「心配しないで大丈夫だよって言ってあげたいね」と言う。

「こうなったのは、どうしても大学にこだわってその方向に線路を敷いた私が悪かったんだ。」と言うと妹は、「だけどそれがイヤだったら、イヤだってkekeは言わなければいけなかったんだよね。」と妹は言う。


私はG子の事はとても気になっていたけれど、自分から連絡をするのはイヤだった。
「あれからどうした?」って訊かれたら答えなきゃならないし、何も変わってないと知ったら、何かしなきゃって言われるのがイヤだった。そしてその事で責められるのが何よりもイヤだった。

かと言って、真っ正直な私達が子供の事抜きに会話をすることなんてあり得ない。


今日のkekeは朝起きて、昼寝をして、このまま寝ては昼夜逆転するのでは?と思い、午後に起こすと、部屋で電話したりしていた。
何も言われないのをいいことに、グータラしているようにしか見えない。
フリーセルばかりしてる私も同じようなものだが。。。

妹は「心配しないで大丈夫って言いたい」と言ってた。
私は自分が心配してしまっている。

これじゃいかん。。。。orz

うるさい

2011-12-23 | 息子keke
sakeオバサンのプレゼントは姪っ子達には評判が良いらしい。

いつも欲しいものを偶然買ってきてくれる、と言うことで私も得意になってみつくろっているのだが、よぉ~く考えてみると、私の買い方が上手なのではなく、姪っ子たちが何を買ってきても喜んでくれるだけなのではないか?
あー、ポジティブシンキング。
妹はなんて子育てが上手なのだろう。泣ける。

泣けると言えば、昨日学生が面談に来ていた。
履歴書を見ると、kekeより年下である。
本来だったら、kekeだってこんな風に就活をしていてもおかしくない時期なのに。

あっちでせつなく、こっちでもせつない。
容赦なく北風が頬を叩く。


本でも買おうかと立ち寄るうちに、まんが うつと向き合うと言う本が置いてあった。

これは著者がカウンセリングでうつ病の原因を探り、夢をみながら解きほぐしていくと言う体験談なのだが、最初はそれが友達だったり職場だったりするのだが、やがては家族に踏み込んでいき、それら全てを夢の中で克服していき、最後にやっと自分の本当に帰れる家をみつける、と言うストーリーなのである。

家族の中でも父が母が祖母が兄弟がさまざまなストレスを抱えており、それが割りとおとなしい著者(主人公)に向って投げつけられてしまう。
我が家もそうだったのかもしれない、私も情けない事だが、家の中では裸の王様だったのだ。。。。
(人の事ばかり言えないよな。)

そんな事を思いつつ、2時間かけて姪のプレゼントを選び、自分には夜用のクリーム(店員さんお勧めのアベンヌと言うもの)、
kekeにもおいしいパンの店で好きそうなパンを選んで帰った。


家に帰ってから、kekeに「パンを買ってきたよ」と言うと、ドア越しに「今食べたばかりだから置いといて。」と言い、「お昼は何を食べたんだ?」と言うと、レトルトの牛丼だと言う。
それで、ミー達にもプレゼントを買ったし、明日はうちらどんな風にお祝いしようか?と尋ねると、「うるさい!」と言う。

G子があの大喧嘩した日に、「keke君にもっと服を買うべきだ」と言われ、私も若干たしかにそうかもと思ったので、その翌日か次の日にkekeに「服を何か買おうか」と言ったが、「自分で買う!」と言い、さらに「1人で買う!」と言う。

これも情けない話だが、服と靴下以外に、現在kekeがほしいものが思い浮かばない。ゲームも本も何が好きなのかサッパリ分からないし、もし分かってしまったとしたら更に怒るだろう。服はたぶん喜ぶだろうが、私の買ったデザインってだけで気に入らないと思われ、本人自分で買う!と言っている。
それなら何がほしいかと訊けば決まって「金がほしい」と言うので、現金を渡していたのもこんなになった原因なのだろうか。

しかし、歩み寄ろうとしても「うるさい!」。

今日は何が悪かったのだろう。
「お昼に何を食べたんだ?」と言う尋問みたいなのが悪かったのか?

夕飯時は、今度こそ黙っていよう。

ZENさんが怒る

2011-12-23 | 今の会社
今日は帰ると、kekeが部屋にいないのでどうしたのだろう?と思うと、風呂に入っていた。

給湯器がついているので、皿を洗って米をといだ。
そして、昨日のひき肉でハンバーグを作ることにした。

kekeは風呂から上がって「あ、終わってる」と言う。風呂から出たら皿を洗うつもりでいたらしい。
「ガスがついてるから丁度洗ったんだ」と答えた。

kekeはハンバーグを見て「昼もハンバーグだった」と言った。そうだ、弁当に冷凍しておいたハンバーグを入れたんだったっけ。
「そうかしまった」と言うと、「別にそれでもいい」と言う。

付け合せにポテトがあってもいいんだけどなぁ、と言って、ポテトチップで代わりにしようか?と言うと、「今日までマックのポテトが150円だ」と言うので、買いに行った。フライパンや鍋の火を消して、余熱で温めていよう。
玄関で「あれ?火は消えてるよね?」と言うと、kekeが見てくれた。

食事時のTVは、事件ファイルをやっていて、借金苦で苦しんでいる家族の相談相手が悪い人で、父親の保険金殺人を行ってしまう、と言う話である。
途中で番組を変えてしまいたいぐらいだったが、kekeが選んだ番組だし「借金は怖いね」と言った。
実際に借金も人を変えてしまうと思う。

この数日、布団で目覚めて考える事が多く、こんなに時間があるなら、どんなに勉強ができるだろう?
今日は夜中にkekeの笑い声が聞えてきた。
誰かと無料電話で話しているのだろう。

そう言えば、いつしかkekeの部屋から笑い声が聞えてこなくなってた。
少なくても1年前はこうして時々話をしていたはずだが、最近はなかったな。

しかし、今日は一歩も外に出ていないし、夕方は長々と風呂に入り、夜中は長電話。
ほんとにこの状態で良いのか。
どうしてもナマケモノに見えてしまう。
でも、少なくても1ヶ月は何も言わないと決めたので、そうしよう。。。


会社では、ZENさんに退職金積立の書類にサインをしてもらったのだが、「どうせ辞めるから関係ないけどね」と言う。
「ROUが辞めるって言うから、『オレが先に辞めようと思ったのに』って言ったんだ。」と言う。

私がここでさんざブーブー文句を言っていたことと中身は同じである。
ZENさんは「給料が上がらないなら土曜も休みにしてもらってバイトする」と言う。
「それじゃなければ息子の学費が払えないからな」と言う。

「実はこの前私も車検代か交通費を出してほしいと言って、あやうくクビになる所だったんですよ。」と言う話をしたが、ZENさんは「それで辞めろと言われれば辞めてやる」の一点張りである。

愚痴ばかりフンフン聞いていたら、ZENさんが肝心な書類にちゃんとサインしてもらえなかった。
心配になって電話したら、朝ちゃんと書いてくれたそうである。
本当に辞めてしまうなら、あまり意味のない書類になってしまったのだが、そんな事言えないや。。。

細い道

2011-12-22 | 息子keke
もう会社のお歳暮もだいぶたまってきた。

冷蔵庫にあったハムが4包みから2包みになっていた。
(何気にチェックしている私。。)
きっと社長が待ちきれずに(賞味期限が気になって)持って帰ったに違いない。

私はおいしそうなデルモンテの箱を開けた。
中にリンゴジュースが4本入っている。
それを会社の冷蔵庫に入れた。

どうせ自分の口には入らないから、何となくみんなで飲んでます、というフリでキュキュッとフタを開けて飲んだ。
(ここまでだったら、ギリギリセーフ)

うまい。。。。

それからせんべいをボリボリ食べながら仕事。


私はnanuさんの机の横もチェックしていた。
何故なら、彼はまだお中元でもらったビール(大箱)を持って帰っていないからである。
そして、前回(去年のお歳暮)は半年経ってもう持って帰るのがイヤになり、秀クンにお前飲めよ、と渡した所、秀クンもイヤイヤ持って帰っていた、という過去がある。

私はそれをよぉ~く観察してたので、2ヶ月ぐらい放置された頃に「nanuさん、これ私がもらってもいいですか?」と尋ねたら、「家に人を呼ぶ時飲むからやだ」と断られ、それでも諦めずに、こうして半年(これぞまさに)見守り続け、今度こそと「nanuさん、これもらってもいいですか?」と尋ねると、「そのせんべい、いいよ」と言うので、(せんべいと言うのは、nanuさんが今月お歳暮でお客先に持って行くはずだったのが、持っていかないので、まだ机の下にあったまま放置されていたものである。)、「そっちじゃなくて、お中元のビールですよ」と言うと、「あぁいいよ」と言うので、遠慮なく持ち帰ることにした。


kekeの事を思う。

G子が言っていた。
「決めるのは消去法よ、これはできない、これもできない、って一つづつ消していって、最後に残った道を1人で進むの。うんと細くて狭い道を1人で進むのよ。」

これは受験勉強を意味してG子が言った言葉なのだが、それを思い出してしまう。
まさに自分の目の前にはたった一つの細い道があって、それを私は懐中電灯を1つで進んでいるような心境である。(大袈裟だが)

そう言えば妹からは返事がこないなぁ。
でも、電話で言った所であまり意味が無いような気がした。

やっぱり、この道は自分1人で進むしかない、と思うのである。


さて、昨日は家に帰ると、kekeは部屋から出てきた。
すぐ買い物に行くのに「ご飯炊いてないや」と言うと、炊いといてくれるそうである。

それでメンチを買ってきて夕飯を作って食べた。

私は炒め物をしてたので、kekeが先にメンチでご飯を食べたいと言うので、いいよと言った。
前の日は「一緒に食べようよ」と言ったが、あまり命令形は良くないだろうと思ったからである。

炒め物はなんだ?と言うので、チャンブルーだと言うと「ゴーヤが入ってるからヤダ」とkekeが言うが、ゴーヤは買ってないから、食べられるものばかりだよ、と答えた。
それからブリの照り焼きを焼いた。
プシュと開けたキリンラガーの賞味期限は来年2月まで。セーフ。^^;

ブリはハチミツと醤油のバランスが悪くて焼きすぎてしまい、ばさばさになって、チャンブルーは卵とじをしなかったので水っぽくなった。
結局、一番うまかったのは買ってきたメンチだった。

炊き立てのご飯はおいしいねぇと私が言うと、kekeは水っぽい、と言う。

会話はそれだけだ。
あとは普通に部屋に戻って、寝る。

kekeは先週から目覚ましを掛けるようになった。でも起きる訳ではないけど。
しかし、その目覚ましの音が今日は、昨日より長かった。

怒り

2011-12-21 | 息子keke
今日は、kekeが自ら洗剤を買ってきてくれたことだ。
私は「ありがとう」と褒めた。

食事をしながらも、どうしてこの洗剤にしたのか?と尋ねると、「ほどほどに安かったから」と言う。

それから、あんかけ焼きそばのあんかけの作り方を訊いてきた。
「中華スープの素と・・」と言うと、「中華スープか」と言うので、「そう、それから、ごま油と塩コショーと砂糖に、醤油だ。あとオイスターソースとか。」と答えた。

あとは相変わらず怒っていた。
夕飯どうするか?も何でもいい!と言い、あんかけ焼きそばか、ソース焼きそばはどっちが好きかも「自分で決めろ」と言い、「私の何がいけなくてこうなったのか?」との質問にはストレスがたまる!と怒っていた。

こんなだから、(今までも)だんだん会話が無くなっていったんだろう。。。


朝、目覚めても、勉強する意欲も無い。


真っ暗闇でぼんやり考える。

今のkekeではうちの会社でも雇わないだろう。
将来になったら何が変わるのか。
単純に年を取るだけじゃないか。。。

もうダメ。
今までもいろいろあったけど、今度の今度は絶望的だ。
この状況から何が変わるんだろう。。。


それでもいい所を言えば、言われる事にプリプリ怒ってるだけで、人格を否定するような暴言もないし、暴力も無い。
むしろ私の方がkekeを傷つけるような事を言っているのかもしれない。

私もこの前G子にめちゃくちゃな事を言われて(どうにかしようと必死に怒っているから仕方ないけど)、あんな暴言ってこの世にあるんだな、と思うぐらい驚いた。
でも、言っている方はどのぐらいの事を言っているか分からないのだろう。

なので、私もぶっ飛んでいる時はあのぐらいの暴言になっていたんだろう、と思う。
自分が言われて初めて分かったが、言われた方はたまらないし、あれでは心を閉ざすよ。私はこの先一生G子には悩みも愚痴も言わないと思う。

人の振り見てではないが、あれを思い出して、「ああはならないように」しよう。