妹にうんと前に頼まれていた父の書類を渡すのを忘れていて、今日は届けに行った。
kekeが居ないのを知っていた妹は、夕飯を食べていかないかと言う。
父の目薬も飲み薬も姪が面倒をみていて、目薬をさしてあげていた。
この前父と夕飯を2人で食べた時は、「kekeはいくつだ」「(妹は)どこに行ったんだ」「今度みんなで出かけたい」「じゃカラオケに行くか」この会話の繰り返しだった。
最初はちゃんと返事をしていた私も、だんだんイラッとしてきた。
最初は「もう暗いからカラオケは今度にしましょう」だが、だんだん「また今度」「今日はムリ!」「だって、歩けないよ」となってくる。
そして、私は去年の今頃を思い出す。
たしか丁度今頃だ。父と夜カラオケにでかけたのは・・・・。
あの頃はまだ夜もどうにか歩けていたのだが、たぶん今はあぶないだろう。本当に見えなくなっているから。。。
あとで妹にメールを送ると、【私達には毎晩「明日はどこか行くのかな?」 「時間は?」 「何か持って行くのかな?」 ってずっと繰り返し言ってます】と返事が返ってきた。
これを妹は毎日やっているのだ。
年老いた父をもっと包むように優しく接してあげたいという気持も私達の中にあるにはあるのだが、このぐるぐる回る同じ問いかけが頭を狂わせる。実の親でもこうなのだ。他人の老人介護をしている人はわっ~!と言いたくなりはしないのだろうか。
そして、やがては自分がこうなる。
できるだけ頭は元気に、身体はサッサと老いてしまいたい。
切ないながら、逆にはなりたくないと願う。
最近【3世代消費】と言う言葉があって、それは祖父母と親子でカラオケや旅行を楽しむ事なのだそうだ。
私達もかつてそう言う姿をした時期があったっけ。
今思うと、あの頃は楽しかったんだなぁ。。子育てでいっぱいいっぱいだったような気もするけれども。
そんな姿は長くは続かず、やがてはジジババは健康ではなくなる。
時代の流れと言うのは残酷だ。
サザエさんが地味に人気を保っているのも、あれが人々の桃源郷だからだろうか。
ずっとずっと変わらずずっとこのままでいれたらいいけれど。
そんな訳には絶対いかない。
旦那も恋人もいつかそのうち死んだりボケたりする。そして、残された者はこう言う疲れた会話を続けるのだ。
まぁ、愛があれば平気なのかな。どうなんだろう。私にゃ関係ないけど。
妹は「明日もこない?丁度夜、町内会の集まりがあって、そっちに行かないとならないから、かえって助かるんだ」と言う。
姪は「1人で食べるのは寂しいよ。」と言う。
何だかんだ言って、私も本当の孤独ではありませんでした。
kekeが居ないのを知っていた妹は、夕飯を食べていかないかと言う。
父の目薬も飲み薬も姪が面倒をみていて、目薬をさしてあげていた。
この前父と夕飯を2人で食べた時は、「kekeはいくつだ」「(妹は)どこに行ったんだ」「今度みんなで出かけたい」「じゃカラオケに行くか」この会話の繰り返しだった。
最初はちゃんと返事をしていた私も、だんだんイラッとしてきた。
最初は「もう暗いからカラオケは今度にしましょう」だが、だんだん「また今度」「今日はムリ!」「だって、歩けないよ」となってくる。
そして、私は去年の今頃を思い出す。
たしか丁度今頃だ。父と夜カラオケにでかけたのは・・・・。
あの頃はまだ夜もどうにか歩けていたのだが、たぶん今はあぶないだろう。本当に見えなくなっているから。。。
あとで妹にメールを送ると、【私達には毎晩「明日はどこか行くのかな?」 「時間は?」 「何か持って行くのかな?」 ってずっと繰り返し言ってます】と返事が返ってきた。
これを妹は毎日やっているのだ。
年老いた父をもっと包むように優しく接してあげたいという気持も私達の中にあるにはあるのだが、このぐるぐる回る同じ問いかけが頭を狂わせる。実の親でもこうなのだ。他人の老人介護をしている人はわっ~!と言いたくなりはしないのだろうか。
そして、やがては自分がこうなる。
できるだけ頭は元気に、身体はサッサと老いてしまいたい。
切ないながら、逆にはなりたくないと願う。
最近【3世代消費】と言う言葉があって、それは祖父母と親子でカラオケや旅行を楽しむ事なのだそうだ。
私達もかつてそう言う姿をした時期があったっけ。
今思うと、あの頃は楽しかったんだなぁ。。子育てでいっぱいいっぱいだったような気もするけれども。
そんな姿は長くは続かず、やがてはジジババは健康ではなくなる。
時代の流れと言うのは残酷だ。
サザエさんが地味に人気を保っているのも、あれが人々の桃源郷だからだろうか。
ずっとずっと変わらずずっとこのままでいれたらいいけれど。
そんな訳には絶対いかない。
旦那も恋人もいつかそのうち死んだりボケたりする。そして、残された者はこう言う疲れた会話を続けるのだ。
まぁ、愛があれば平気なのかな。どうなんだろう。私にゃ関係ないけど。
妹は「明日もこない?丁度夜、町内会の集まりがあって、そっちに行かないとならないから、かえって助かるんだ」と言う。
姪は「1人で食べるのは寂しいよ。」と言う。
何だかんだ言って、私も本当の孤独ではありませんでした。