きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

自分の動き方

2013-05-31 | 今の会社
この前OROが社長にエラく怒られていた。

頼んだゴミ置き場のネットはいったいいつになったら張られるのかとお客様から問い合わせがあったのだ。ものすごい剣幕で電話で怒鳴られていて、Aさんもその時いたので「あれはすごかったよねぇ・・」と言う話をしたぐらい。

昨日秀クンが早く帰ってきていたので、「この前OROがすごく怒られてたんだよ」と言う話をした。(だからそんなに社長に下請けさんの事を愚痴らないようにした方がよいのでは?と言うことを察してほしかったのだ。)

「ゴミ置き場のネットはそんなに前から頼まれていたの?」と言うと、「そうだよ」と秀クンは言い、よくよく聞いてみるとお客さんは建物と同じ茶色のネットにしてほしいと言ったそうである。なので、秀クンはできるだけ建物を同じ色のネットにしようと思ってまずOROに言って現物の見本を取り寄せた。それに時間が掛かったそうである。

「それから色を決めて注文してから、モノが来るのにまた時間が掛かったんだよね。」
「それじゃOROが怠けていたわけじゃないじゃない。」
「OROさんより、OROさんが頼んだ問屋だね。」

秀クンが自分の担当しているものをきれいに完璧に作りたい、という気持はとてもよいものだけど、お客様や社長はそこまで完璧さを求めていたかどうか・・・カタログでサッサとそれっぽいのを注文して、早く取り付けるのとどちらが要望にあっているか、その前に訊いてみればよかったのではないかなぁーなんて思ったんだけど、それ以上は言わなかった。

でも、自分のちょっとした動き方一つで、周りの人の気分が悪くならないようにできるのではなかろうか。


社長に「H君の所に図面送って」と言われて送ったのだけど、うちの場合(よそはどうか知らないけど)送るだけだから、業者さんが「どこが変更があったのか」を自分でまた見直さなければならない。

その手間をできる範囲で少なくしてあげたいな、と思って、Hさんの所に送る図面はおそらく変更が無いままだと思ったので、設計さんに確認してから、

「たぶん変更がないので、前に送ったのと同じものだと思いますけど、一応念のため確認してみてください。」

と、一言だけ添えて送った。
するとHさんから「気を遣っていただいてありがとうございます」とわざわざ返事が返ってきた。

ほんのちょっと気を遣うだけで、下請けさんの気持が変わるし、ほんのちょっと手間をかけるだけで、下請けさんの動きが楽になることもあるかもしれない。
とても人にモノを申す立場ではないので言えないけれど、自分ひとりはそういう気持を持っていよう。そうすればだんだんみんなにも伝染していくかもしれない。

IDパスワード

2013-05-30 | 息子keke
某サイトで個人情報流出の噂があり、調べてみると私のIDもパスワードを変更してください、とのことである。

それは私とkekeで共用で使っていたので、「今度kekeに相談して新しいパスワードにしなければな。」と思っていたが、そんな話もできないまま数日経ってしまい、引き落としがらみだったので心配になってきて、昨日の朝、便器に腰掛けながらあるフレーズを思いついたので、「よし、これを新しいパスワードにしてみよう」と思って変えてみた。(keke就寝中)

そして昼休み、kekeが困ると大変だから報告だけはしておこうと思ってメールで、「先ほど某サイトのパスワードを変えました。家に帰ってから教えます。」と送ってみた時、「あれ?新しいパスワードって何だっけ?」と思いついた。

そして某サイトの画面の前に立ち、真剣に思い出そうとするのだが、さっぱり思い出せない。浮かんでくるフレーズは、たぶん違うものばかりである。

どこかに書いておけば良かったのだ!
しかし、まさかこんなにすぐに忘れるとは誰が想像しよう。

そしてパスワード忘れましたの画面を開くと、認証コードを送ってそれで認証してくれるらしいが、見たところそれがどうやらkekeのアドレスのようである。

「kekeめ、勝手に変えよって」と思い、家に飛んで帰りドンドンドンと部屋をノックして、「お前のPCのアドレスを教えてくれ。」と言うと、「今忙しいから後にしてくれ。」と言うので、「それどころじゃない、ヤフーのパスワードが分からなくなった」と言うと「はぁ~?」と言う。

「PCで遊んでる場合じゃない、とにかく今すぐ教えてくれ」と言うと、カンカンに怒り出す。
そこですったもんだをするのだが、重要なことはkekeは自分のPCアドレスを知らない、と言うか、プロバイダーのアドレスは使っていなかったのだ。なのでメアドもパスワードも何も知らないと言う。
「それじゃどうしてkekeのアドレスになっているのよ?」と言うと、身に覚えが全く無い、と言う。

そこで今度は誕生日から会員情報に入っていこうとするが、何とこれが開かない。幾ら誕生日を入れても開かない。(たぶん最初の入力が誤っていたのだろう)

私はパニック状態となり、kekeに大変な重要事態が起きた、これでは退会すらままならない、私は一生某サイトに死ぬまでお金を取られ続けることになるんだわ月々400円も、この先40年も50年も(こう言う時だけは長生きする予定)、と泣きそうな声で切実に訴えるが、kekeは「それは全て自分の落ち度ではないのか、そもそもどうしてパスワードをどこかに書いておかないのか。」と大変怒りだす。

それじゃまず、お前のメアドとパスワードをどこかで調べなきゃならないと言い、プロバイダーの会員サポートのページに行ってみるが、どうにもこうにもここから調べることができない。
どうしようどうしようどうしよう、もうダメ、絶対もうダメ、これから40年も50年もとまた繰り返すと、kekeが怒って洗濯物をぶん投げる。

そしてkekeは「プロバイダーから最初に届いた設定の紙に書いてあるのでは?」と言うが、「だってkekeの家族アドレスは後から追加したのだもの、そんな所に書いてないよ。」とどうしようどうしようと私はまたうろたえる。

しかし、どうにかしなくてはならない。
プロバイダーに問い合わせようと最初に届いた紙を出してみた。

すると、そこにまぎれもなく、kekeのそれっぽいアドレスとパスワードが書いてあった。

「あ、あった。」

そして無事に新しいパスワードに替えることができたのである。
(kekeもホッと安心したよう)

二人で登録画面を見ながら「たぶんこれは私がkekeのアドレスにしたんだな」と言うことがわかった。
そしてゴメンナサイをした。

kekeは「アンタが仕事をしている時に、自分が就職の相談をしてもそれどころじゃないだろう。」と言うので、「そんな事は無い。お前の就職の方が大切だ。私の仕事は日常の何でもないことだから。」と答えた。

私は4度も5度もkekeに繰り返し、自分でも携帯にセロハンテープで貼ることにした。
こうして私の携帯にはいろんなものが貼ってある。

親切なトッポじいさん

2013-05-29 | 今の会社
Aさんから「明日の朝にどうしても届けてほしい書類があるんだけど。」と言われた。

そこは某施設で敷地内にも建物が幾つか並んでおり、ちょっと迷子になりそうな所のようである。
nanuさんは「おい大丈夫か?」と言い、秀クンは「難易度3ってトコだね。」と言う。

「sakeさん、まず前の会社の前の道をそのまま行って・・」とAさんは言うので、「ノン、ノン」と私は余裕で手を振り、「日頃から地図片手に道を走ってる私です。そんな所から言わなくても施設に入った所からで充分ですよ。(^o^)車を止める場所とどの建物かを教えていただければ。」と施設内の地図をコピーすると、「じゃあとは秀、説明してやって。」と言う。

秀クンは「まずこの道をまっすぐ進むと、ここに警備員さんが居て、用紙に行き場所と用件を書いてね、」と言い、赤いペンで、それからここを曲がって。。。これじゃ地図が足りないよ。」と言うのでその続きをコピーすると、「そこから今度はここを曲がって、今度はこっち、そうするとここで車が止められるから止めて、ここに行くんだよ。」と言う。

Aさんが「明日は頼むね」と言うので、「大丈夫、大丈夫。(^o^)丿」と私は言い、場所も地図で調べてあとでAさんに「西入口と言う信号を曲がって施設内に入ればいいんですね。」と言うと、「sakeさん、そこは入れないよ、入るのは東入口の方だけだよ。」と若干不安なつっこまれ方をする。

そして翌朝になり、私は出陣すべく身支度を整える。

車を走らせてからも信号が赤になるたびに、秀クンの赤ペンを確認して、「最初は左、その次も左、その次は右でその後左。」と曲がる順番をひたすら覚えておく。左、左、右、左、と。

そしてお約束の東入口から施設内に入ると偶然前に2台車が走っていたので、一緒に道なりに進むと、秀クンが言った警備員さんの部屋があり、いかにも「初めて来ました」感じでキョロキョロすると、警備員さんが親切に用紙を持ってきてくれた。

さらにずんずん進んで、最初は左、次も左・・と思うが、ここで気づいたのは地図には建物名が書いてあるが、実際に建物にその名前が書いてないのである。つまり地図があっても自分がどこにいるのかサッパリ分からない。

それでも順番に左、左と曲がってみるが、あと道なりに進むと、どんどん進んでしまった。どんどん進んで、周りには何もなくなり、さらに進むと「職員駐車場」と言う奥地にたどりついたので、「あぁどこかで道を間違えたのだな」とやっと気づき、Uターンして戻る。

それからは目を凝らすように建物を示す小さい矢印文字をみながら、やっと目的地の建物は分かったが、秀クンの「ここで車を止めましょう」がどこだかサッパリ分からず、「止めれそうな所に止めてしまえ」と思ったら、目の前にバスが止まっており、その隣にもう1台分余白があるので、私はズンズンズンと進むがバスの運転手のじいさんが全く怒りそうな気配がないので、これは止まっても良いらしいと更にズンズンズンと進んで、サイドブレーキを踏んでエンジンを切ると、ようやく運転手のじいさんがのんびりとこちらにやってきて、「ここは止まってはいけないのです。」とノンキに言ってくる。
(顔もトッポジージョ風ののんびりした顔)

アナタはどこに行きたいのですか?と言うので、私はここに行きたいのです、とAさんが書いた「○○(部署名)の××様へ」と言うメモを見せると、「それはこの建物です」とトッポジージョじいは言う。

「車を止めるのはあそこのミラーがあります、あの向こうです。」と言うので、あぁそうですか、しかしこの体勢からまたバックしてあそこに向きを変えるのはとても困難なことなのですが・・と言う顔をするだけで、すぐに察してくれて、私が誘導しますから、とバックオーライをしてくれた。
(割と↑こう言う光景、私にはよくあります。)

そして「ありがとうございます」と深く頭を下げ、言われた方向に行くと、どうやらここが秀クンの言う「車を止める場所」のようである。

そして問題の建物内に入り、またAさんのメモを見ながら、果たして○○部署はどこにあるのだろうとキョロキョロしていると、またトッポジージョじいさんが魔法のように現れ、「どこに行くのですか?」と訊いてくるのでAさんの書いたメモをもう一度見せると、それはこの奥にあります、ここから入るといいですよ、と言って、また消えた。

そして私は言われた通り書類を渡して、帰ろうとすると、またトッポジョージじいさんが現れ、「ありがとうございました。」とお辞儀をすると、にっこり笑っているのだった。


会社に戻るとnanuさんがいて「無事行けたのか?」と言うので「行って来ました」と私は言う。
「次は、たぶんもう1人で大丈夫だと思います。」と言う。

東京めぐり

2013-05-28 | 車の練習
イオンモールを出て私は誘惑に負けてしまい、ガソリンを1,000円入れた。

天気もいいし、窓を開けると風が気持良い。
そして入れてしまうと、今日は走るぞ!と思い、また都心に車を走らせた。

向かうは新目白通りから飯田橋方面へ。
ここらは渋滞したことがなくて気持よい。

早稲田に近づくと都電と平行して走れる箇所が少しだけある。
それもとても気に入っている。(いつか写真に収めたい)

更に走ると飯田橋。
川(?)と平行に走る外堀通りを通ると、水道橋。
朝っぱらを走ることが多かったので、昼間はこんなにも人の迫力。。。
観覧車、JRA、ドーム。

医科歯科大の前を通って、秋葉原をちょっと覗いて、神田抜けて日本橋。
ほんの自転車でも行けそうなこの距離の中でくるくる景色が変わるのがとても好きなのだ。

銀座4丁目から晴海通りに入る予定が、なんと歩行者天国で不安ながら右折。
その代わり有楽町駅の前を通ることができた。
数寄屋橋から晴海通り、晴海大橋からの景色は近代的なビル模様。ブリッヂ。
そしてお台場へ。

この景色の変わりようがたまらなくうれしくて、私はまたこの順序で何度でもこの道を来ることにした。
また近いうちに。


そして家に帰ってkekeに「やっぱり休みの日は休むものだよ。手作りもいいけど2週間も3週間も続けたら疲れた。できあいの惣菜も利用しながら、残りの人生を楽しみたい。」と打ち明けると、「たぶんそうなると思った。」と言う。

イオンモールに行ってみる

2013-05-26 | 車の練習
H市のイオンモールに行ってみよう思ったのは二日前である。

そして車を走らせ、トラブル一つなくH市にたどり着き(これだけ車に慣れたものよと自画自賛)、ここで忘れないようにしなきゃいけないのは、駐車場の位置P4の8番と言う事である。
これを忘れると帰りに車を探すのが難儀になる。(イヤと言うほど数限りなく経験済みである。)

そしていよいよ建物内に入ると、まず駐車場の出口が何売り場か、と言うのを脳内に叩きつける。
その一つのアクションがまたまた駐車場で迷子になる確率を減らしてくれる。今回の場合は化粧品売り場である。

最近悲しいぐらいに物忘れがひどいので、ボケ始めた父の心境をおぼろげながら想像してみることがある。
自分の記憶が自分のものでなくなった、怪しくなった、信じられなくなった時、どんなに不安になるだろう。想像できる。そして子供はつれない。

私はスタスタ歩くと、案外服屋が少ないことに気がついた。
靴、カバン、文具、「じぶんまくら」と言う自分にフィットする枕を作ってくれる店。
3Fのフードコーナーでは、この手の専門店街にありがちな店が見当たらない。
ドーナツもミスタードーナツではなく、ハワイ系のドーナツ屋である。
ラーメン屋も幸楽園やリンガーハットではない。値段もちょっと食べるにしても600円~700円台のようである。(この後に1Fにマクドナルドがあることを発見する。)
丸亀製麺はあった。よそより安いせいか並んでいた。

意外に雑貨屋みたいなのが多いなーそれも楽しいけど・・と思って1Fにうつると、服屋も数件あった。
が、よくこの手の建物にありがちなGAPやユニクロではなく、私はよく知らない店の名前。
さらに食品売り場に向かって行くと、その前に食材専門店みたいなものが幾つかあり、ちょっと見慣れない外国系の調味料を売ってるお店、いろんな珍しいお酒まで売られているお店、その中に「マルシェ」と言う名のソーセージ屋があり、いろんなジャムやペーストを売っていた。(もちろんソーセージも売っている。あとオシャレな飲む酢とか。)ジャムはキウイジャム、栗のペースト、黒ゴマペースト、ピーナッツバターならぬクルミのペースト・・・。

パン屋もいくつかあり、そのうちの一つを覗くと、イスとテーブルがあり買ったパンが食べられる・・だけではなく、ここは正式にはピザ屋だったのだ。ピザを注文して焼いてもらい食べる、そのついでにパンも買って食べられる、と言う感じ。(ピザは1枚800円程度。)

そして何よりも驚いたのが、惣菜(デリカ)コーナーの充実ぶり。(@_@)

100グラム198円だったかで、容器にセルフで詰めて精算できる。
容器も幾つか種類があって、普通のパック、3種類ぐらい詰められるパック、よくあるお弁当のようなパック。セルフで詰められるのは惣菜だけではなくて、サラダやライス類(パエリアや簡単寿司みたいなの)もある。
幾つかイスとテーブルもあり、それらをセルフで詰めて精算して、テーブルについてその場で食べることもできる。(それとは別に普通のレストラン店も同じ階に何軒かあるが。)

また更に奥に進むと、ここからはイオンの店でよくある惣菜が並んでいる。
が、こちらもセルフコーナーがあり、こちらは100グラム178円ぐらいである。
酢豚、レンコンの炒め物、八宝菜もあったかな?何種類かがセルフでパックに詰めて精算できる。もちろん、イオンによくあるお弁当類、パックのお惣菜はそのまま健在である。

しかし、この手の大型ショッピングモールがあれば、食べて買ってゲームでもして、親子で1日遊べるのではなかろうか。しかも最後にデリカコーナーで買い物すれば、家でそのままご飯も食べられる。
それも旅館のバイキングみたいだし。

それで私は充分目で心行くまま味わいながら、98円のおにぎり二つ(昼食に)と専門店で170円のナンプラーを買って、間違いなく化粧品売り場から立体駐車場に入り、P4の8番を探すと、モコはちゃんとそこにあり、乗り込んで帰りの帰途についた。

T男の腹痛にて

2013-05-26 | 友人
G子から電話が来た。
今困っているから相談したい、と言う。

G子の「困ってる」が、特にこの時間11時に掛かってくる「困ってる」は大したことでないと分かっていたけど、今日のは「明日どうすれば良いのか困ってる」。

何か困るのかと言うと、最近T男に会っている、土曜も日曜も会っている、今日も会った、20キロ歩いた、歩くのは私が好きだから、今日はT男が途中でお腹が痛いと言った、それでも歩いた、明日も歩くつもりでいるけれど、「そしたらオレも行く」と言う。私は家にいることにして、歩くのは止めさせた方がいいのか。

「ウソをつくことは無いのではないの?」と言うと、私が家に居ることが分かればT男は会いに来ないから、それに家でしたい仕事もあるみたいだけど、私が歩くなら行くと言うんだ、と言う。

「来たいなら来させれば良いのではないの?」と言うと、またお腹が痛いと言う話をする。
「それだったら、会うだけ会ってその時の様子で、歩くかお茶にするか決めたらよいんじゃないの?T男が来たいなら歩いてもいいと思うけど、それで後で具合が悪くなったら、G子は自分を責めてしまうからね、そうならないように様子を見て相談して考えればよいんじゃないのかな。」と言うと、それで話は決まった。

「sakeちゃんは彼とどう?」
「別に変わらないよ、最近私の車ででかけてるよ。」
「もう(私は)sakeちゃんの車でドライブできないね。」
「別に。休みの日は会わないもの。」
「映画行ったんでしょ?」
「行くとしても夜だよ。」

G子は「映画は私たち絶対ダメ、T男と暗いところなんていけない」と言う。


私はまたねっとりとした、どろっとした、これから来る夏の暑さを思い出した。

今はもう落ち着いた、もう他にいい人がいたらなんて思わなくなった、この前ケンカした、私が謝ったらT男も謝った、親戚に酒乱の人がいて血をひいてるのかななんて言ってた・・・

「もう何年だっけ。」
「3年。sakeちゃんは?」

5年と言ったけど、よく考えたらいつからなのか線引きできない。途中居なかった時期もあるし、何を持ってそうと言えるのか分からない。実はもっとうんと長いような気もする。何も無いような気もする。

同じようにこの先も見えない。
何も。


ポストに入ってたタウン誌は「1人で行動したい~!」と言う見出しで主婦の愚痴なるものがつづられていた。

束縛と自由。
あの人たちの人生、私たちの人生。
敵・味方・黒・白。
そんなこと考えながら、人はないものねだりばかりしてる、しょうもない生き物だ。

話がひと段落すると、G子はため息をついて、「なるようにしかならないね」等と言う。
私はあぁ、と言って「いつか神様が答えを出してくれるよ」と言う。
G子はアハハと軽く笑って、それじゃと電話を切った。


お陰で寝そびれてしまった。
今度は、10時以降は寝てるからメールにしてくれと言おうと誓う。

伊藤比呂美さんの「閉経期」が読めた。
ああ言う文章書いてみたい。

社長と駅まで

2013-05-25 | 今の会社
「sake君、11時に車に乗っけてくれ。」
と社長が言うので、「駅までですか?」と言うと、そうだと言う。

まだ1時間弱あるので、社長と私は別々の仕事をしていた。

最近の私の勤務時間のうちの半分と言うと大げさだけど、3割4割は間違いなく社長の手足になっているような気がしてならない。
自分はメールを開けもせず送信もせず、全部「sake君メール来た?」で済ませているので、私は全部きたものをわざわざプリントアウトして、机の上に置き(それも気が散らないようにトイレに行ってる間とかに)、そして社長が「これをメールして」と言うメモを、その通りに打って送る。。。

何でもないこの作業が、案外私の勤務時間を大幅に裂いているのである。
そして、業者さんの中ではそのメールが迷惑メールに紛れて気がつかなかったりする場合が多々あるので、その後に「先ほど、これこれのメールを送りましたのでご確認ください。」みたいなFAXも送っている。
その行き違いが、後々火を噴く状態になるのを知っているからである。

全部メモ書きならいいのだが、「sake君何送って」みたいなのがたまに口頭だと、私も抜ける時があるのである。しかもその間に他の人も何か言ってくるわけで、どうしても誰かの用事が抜ける時があるのである。
それが判明した時のあの怒りよう&責めようったら。。。

そのリスクを考えたら、自分でサッサとメールの開封も送信もできるようになった方が良いのに・・とは考えないのだろうか、・・と思いつつ、そうなったら私はリストラされてしまうかもしれないので、これでいいんだな、と思いながらプリンターに近づくと、ピロピロピロと紙が出てきた。

パラリとめくると、そこに書いてあるのは最寄の駅からの乗換案内であった。PCで検索してプリントアウトしたものである。
それを見て、社長がこれから電車に乗って行こうとしているのは、昔私が住んでいたあの街近辺だと言う事が分かった。

そして私は車に乗りながら、「結婚してた頃、あそこに居たんです」と言う話をしてみようかなぁ、なんて考えた。
社長と二人で車に乗っていると、本当に会話がなくて気まずいのである。「みんなそんなもんだよ」と言うけど、二人で一緒に車に乗って、しーんと言うことってありますか?
私は1人で乗るときでさえ歌かけまくりなので、しーんと言う空気が耐えられないのである。かと言って自分でペラペラ喋りだすほど、話術もないのであった。

そして11時になり、「それじゃ行くか」と社長が言うので、出かけた。
二人で車に乗り込み、エンジンを掛け車を出す。最近はダッシュボードが熱いので降りるときにCD抜いているから椎名林檎は掛からなかった。

うぅ。。しかしこの気まずい空気・・私は「社長、これから行かれる○○は昔私が住んでいたんです。」と言おうか、「昨日のゴルフはどうでしたか?」と言おうか悩んだが、それより何より他の事を考えているようなので、やめた、と言うよりだんだん面倒臭くなっていった。
あの人の「女子供なんぞオレは相手にしない」と言う態度がそうなら、どうして私がわざわざ気を遣って話題を提供する必要があるのだろうか、もともと相手にしたくない人なんだから、このまま好きにさせておこうと言う気持に収束していったのである。

そのうち社長は携帯を取り出し「あ、ごくろうさん、それで今日夕方時間ある?」みたいな話をしだして、あぁよかった・・と思いきや、電話が終ってしばらくすると、カバンをゴソゴソ懸命に探し始めた。かなり懸命に探しているので、何を探しているのだろう?と思っていると、こう言った。

「sake君、行き方の紙を置いてきちゃったけど、最初で乗り換えるのどこだっけ?」

えぇ~~~そんなのありぃ?と思ったが、これこそ私の出番じゃないか、よしきた!と思い、「実は昔、私はそこに住んでいたのです!」と言い、最初に乗り換えるのが××駅、それから3つめぐらいが△△駅で・・と言うと、社長がそんな近くじゃないだろ、もっと遠いだろうと言うので、あの人も1度はその紙に目を通した模様。

「それから北朝霞、あさか台の間はたしか歩くんです。」
「そうだ、その間は歩くんだよな。そこから何線だっけ?」
「東武東上線ですよ。」
「そうだ、東武東上線だ、それがどっちの駅?」
「それが分かりません・・すみません・・15年も前なのですっかり忘れました。」
「東武東上線は東京行きでいいんだよな。」
「そうですね。」←全然ウソ。

そんな会話をしながら私は(こう言うのって、さっき喋っていた社長のスマホで調べられないのだろうか。)と言う疑問が起こってきた。しかしそれができていたら、乗り換え案内を会社のプリンターで出すわけ無いか・・と思いそのことは黙っていた。

それじゃと駅で別れてから、「銀行に行く用事をすっ飛ばして、路線を調べて社長の携帯にメールしようか」と言うことも考えたが、それじゃ子ども扱いみたいで悪いよな、と思ってそのまま銀行に行った。


後で、Aさんとnanuさんにこの話をすると、二人とも「どうしてスマホで調べないの?」「スマホは?」と口々に言った。

「やっぱりそういうの、スマホで調べられたんですね。」と言うと、「当然!」と言う。
「私もそんな気がしたんですけど、自信がなかったので言いませんでした。」と言うと、二人とも「それでちゃんと行けたの?」と心配するので「それは大丈夫です。要所要所の駅の名前を二人で思い出せたので、あそこまで分かればあとは人に訊きながらどうにかたどり着けるはずです。」と答えた。

社長は間も無く予定通りの時間に会社に戻ってきた。
特に誰も何も言わなかった。

ミニトマト

2013-05-24 | ぶきっちょさんの家事一般
「最近はモスバーガーのトマトも食べられるようになったんだねぇ」と私は言い、「kekeのお弁当にミニトマトを入れたいんだけど。」と言うと、「要らない」と言う。

「いやぁ、でもねミニトマトを入れるとお弁当の見栄えがよくなるんだよ。」
ほら、と私は買ってきたあーるママのお弁当の本をkekeに見せた。

「ね、赤いのきれいでしょ。赤が入ってレタスでこうやって仕切るときれいなお弁当になるらしいんだ。おいしそうでしょ。^^」
と、私はkekeにミニトマトの必要性を力説する。

kekeはそれを見て、「ミニトマトを抜いた弁当でよいのでは?」と言うので、「いやここはミニトマトが大切なんだ。こう言うお弁当ができたら、きっと達成感が生まれて続けられそうな気がする。ぜひミニトマトを入れさせてほしい。」と言う。

するとkekeは

「お弁当って言うのは食べる相手のことを思って作るものではありませんか?それは自己満足なだけでしょ。」

と言う。

ガーン。
あまりの正論に、それ以上何も言うことができず、力尽きた。。。

こうして私の弁当熱は急速に冷えて行き、前の日の残りや適当に惣菜を買ってkekeが好きなように食べる、と言う昼食スタイルに戻りつつある現在。

残ったビール

2013-05-24 | 今の会社
私はAさんにちょっとちょっと言い、冷蔵庫の隣にあるビールの箱を指差して、「これ、ゴルフの景品にどうですかねぇ」と言うと「これいつからここにあるの?」と言うので、「お歳暮だかお年賀だかに届いたビールです。少し時期が遅れて届いたので誰も持って帰らないままずっとここにあるのです。」と言うと、「もう何ヶ月もあるんでしょ、そんなの渡せないよ、誰も見てない時にsakeさんが持って帰っちゃえば。」と言うので、

(^o^)丿わ~い♪


と、以前の私なら、「人に見つからないようにどのタイミングで持って帰ろうか」と考えた所である。

が、ずっとここにあるビール。。
ある日突然無くなったら、「あのビールどうした?」と気づく人も居るに違いない。。。←その時きまずい。

なので私は心やさしく、皆に分けようと考えたのである。

朝nanuさんに「ビール持って帰りますか?」と言うと、「どうして?」と言うので、「ずっとここにあったビールです。Aさんにゴルフの景品にどうですかと言ったら、何ヶ月もそこにあるのでしょ、飲んじゃいなよと言うのでみんなで持って帰ることにしたのです。」と言うと、どのぐらいあるの?どれどれと見に来て、二人で箱をパカッと開けると、アサヒスーパードライが見事に並んでいた。

「なるべく今日中に持って帰ってしまいたいんですね。説明がややこしいので社長の居ない日に。」

「そうだな、じゃオレ6本もらってく」とnanuさんが言うので、それを袋に入れながら「あ、賞味期限8月までですよ。」と言うと「ビールの賞味期限ってそんなものなのか」と言いながら持って帰って行った。

そしてZENさんが来たので持ってって行ってもらい、課長が来たのでビールありますよと言うと「どうして?」と言うので「Aさんにゴルフの景品に云々」と説明して、「今日は天気が良くてよかったですよね」と言うと、「どしゃ降りになると面白いのに」と課長は言いながら、「今日はゴルフには最高だよ、からっとしててね」

「社長、またビール飲みすぎてるでしょうねぇ。」
「飲んでるねぇ。」

そして持って帰ってもらった。

本当に今日はほとんど電話も無く、心行くまま平和を堪能した。
nanuさんも戻ってきては何度も「今日は平和だ」と繰り返していた。

夕方になり、私は1人でそろそろ6時になるので、ビールのダンボールを片付け残ったビールを袋に入れていた。秀クンは今日は戻ってこないだろう、社長が来ないのを知っているから・・・と帰ろうとした、10分前に帰ってきた。

「あぁビールあるんですよ。」
「どうしたの?」
「Aさんにゴルフの景品に・・(以下略)、持って帰ります?」

持って帰ります?とわざわざ尋ねたのは、秀クンは奥さんが授乳のため週に1日しかビールが飲めず、せっかくお歳暮のビールをもらったのに、そこらにしばらく放っぽらかしてあったからである。
「持って帰るよ。」と秀クンはちゃっかり言い、それ以上何も訊かなかった。

ガガーン(@_@;)
まさかみんなが帰ってくるとは思わなかったので、渡しているうちに自分の分がなくなってしまった。。。orz


でも私の心の中にはビールより温かい気持が生まれてきたのである。
誰か持って帰れなかった人がいるより、これでよかったのだという満足感が。。。
それはもしかしたら、ビール5本と同じ・・いやそれ以上に価値があるのかも。

もらうことでなく、相手にあげることでも人の心は同じように満たされるということを。。。
心を満たすものはお金やモノだけではなかったのか。。。

そして私は帰りに発泡酒を1つ買って帰った。
買ったのは「濃い味デラックス(6%)」である。
これもスーパードライだと思って飲めば、充分なのだった。

みんな、きっと今頃ビール飲んでるんだろうな。
今日はみんなお疲れさま~(^o^)/

突然の腹痛

2013-05-23 | 健康とか病院とか
最近10時に寝るのを目標としているので、調子が良ければ起きるのは4時台である。

30分ぐらいゴロゴロして、そうだ!昨日買ってきた食材で弁当を作らなくては。。と思い、ひき肉をこねて丸めてみる。
しかしこれを焼くにはまだ時間が早い(フライパンの音がうるさいだろう)ので、先に風呂に入ろうと思って髪まで洗う。

今日の弁当は鶏ひき肉のつくねと、魚を焼いて、もやしをちゃちゃっと炒めて、冷蔵庫にタケノコの残りがあるからタケノコご飯にしようー(^O^)ノすごく豪華~♪と思いながら、風呂からあがり、タケノコを切ろうとした時。

下腹部から急激にもよおしてくるものが起こり、トイレに直行する。
そして、本来ならスッキリするはずなのだが、またしてもトイレ、またしてもトイレ。。。。

いったい何が起きたんだろう。自分でも分からない。
これ、朝起きた瞬間からお腹がおかしいなら分かる。
弁当を作る気合いで風呂から出てきて洗髪までして、突如おかしくなったのである。

もう魚ともやしはどうでもいい、つくねを焼いてタケノコご飯だけでも・・・と思うが、私はそのまま布団に直行した。
「まだ会社に行く時間ではない、もうちょっと横たわっていれば良くなるかも。。。」

そして30分ほど体を横にしていたが、腹はまったく良くはならず、もはや弁当どころか何も食べたくないのであった。その後もトイレに2~3回直行し、あと15分だけ横になることにした。
結局たけのこご飯どころではなくなり、やっと食べたのが買って3日目のイチゴ。もう食べないと傷むので必死に7粒食べた。とてもおいしかったけど。

(私、よっぽど弁当作りたくないのかしら。)
kekeにお腹が痛いから弁当作れそうにないと言うと「今日はバイト休み」だと言う。
モスバーガーもまだあるし、それじゃ行って来るね、支度して家を出る。

運転中に、もよおしたらどうしようと言う不安を残しつつ、ここまでトイレで出し切ってしまえば残るものも無いだろう、と言う余裕もあった。いったいこれは何なんだろう、新手の風邪なのか、それとも弁当作りに体中がストライキを起こしたのだろうか。。

今日会社で絶対しなきゃならないこと、それはゴルフコンペ会費の領収書を作らねばならないのだ。
こんなの誰でもできることなんだけど、事務所にゆっくりのんびりしている人間が他にいない。つまり頼む相手がいない。事務所にいるとしたら社長なんだけど、あまりにどうでもいい用事なので頼むことができない。そのために休めないなんて、何かくだらなすぎる。

その領収書を作ってメールチェックしたら、あと何やら言われた用事を済まして最悪、午前中で帰らせてもらおうなんて思いながらも会社にたどりつくとnanuさんがいた。

さっそく領収書を・・と思ったら、nanuさんはこの地図FAXできるか?とグーグルマップをカラープリントした地図を持ってきた。
「薄くてFAXだと見えねぇか?」と言うので、「それだったら白黒で一番濃くコピーしたのを送ればいけるんじゃないですかねー」と言ってコピーすると「あぁほんとだ」と言うことになった。

「nanuさん、今日私お腹が痛いんです。」
「アンタ生理?」
「せっ。・・」(絶句)

「そう言うコト言っちゃいけなかったか、失礼。」とnanuさんは言うので、「いいんですよ!人体の仕組みですからね。そんなもんでイチイチ腹が痛いと言ってたら、月に1回腹が痛いと言うようでしょうが。」と私は言い、「先週だか先々週だかnanuさん、お腹が痛いってトイレに何回も行ってたでしょ、あれではないかと思うんです。」
(しかもその時、正露丸のフタをちゃんと閉めずにしまったから、3日ぐらい会社は正露丸の臭いが充満していたのだ。)

しかしそれから社長もやってきて、どこそこからメールで写真が届いているだろう、それをプリントアウトしろだとか、どこに送れとか言い出して、秀クンは電話で今送ったメールをどこそこにFAXしてくれ、それで見積が来たら早くお金を払って発注してくれと言ってきて、それから「明日のゴルフの組み合わせ表が来てない」と言う苦情めいた電話、そんな用事を次々やっているうちに腹はおさまってきた。

やはり病は気からなのだろうか。。。

お昼はご飯を食べる自信が無く、家から持ってきたナビスコのリッツを食べて過すが、異変は起きず、夜はいたって平常にご飯を食べた。(お弁当に用意するはずだったひき肉や魚を食べる。)

いったいあれは何だったのだろう。。。
まるで豪雨のようだった。