最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

最悪!

2006-01-18 21:44:29 | 脳梗塞
昨日、夕方また、義父に病室に行った。
5時少し前に義母は
「また明日来ますからね」
と義父に言って帰った。一人で病室にいると、担当医が入ってきて
「ちょっとお話が…」
と言って、病棟のラウンジに行った。
そこで私は一人で大変な話を聞いた。
「つい今し方、胸水の最後の検査項目の結果が出たのですが、
 やはり、ガン細胞があって、ガン性胸膜炎を起こしていると思います」
さらにもうこの段階になると肺ガンに対する治療はなく、
溜まってきた胸水を抜くことで、多少楽にはなるが、
またすぐに溜まってくるのでもうあとは苦しくなってきた時に緩和処置を行うだけだそうだ。
間質性肺炎と脳梗塞の治療は一応続け、薬が効けば少し楽な時が持てるかも…とのこと。

そうか、やはりそうだったのか…
胸水を抜いた時、血液が混ざって濁っていた話をした時、
ちょっと、そんな疑い的なことを言っていたが…

さらに、今はまだ、こちらの言うこともハッキリわかっているが、
間もなく、苦しくなって緩和処置に入ると寝てしまうことが多くなりわからなくなるので
会わせておいた方がよいと思われる人には、連絡して見舞った方がよいとも言われた。
「息子の受験が終わる2月26日頃まで保つでしょうか?」
と質問すると
「う~~ん、どうでしょう。難しいかも…」
と言われた。

義父の弱り方があまりにも急激だったので
もしやそんなことも…
いやそんなことはないだろう等と思ってきたが、やはりそうだったのか…

家に帰って、義母にその話をした。
義母はひじょうにショックを受けた様子で
「え~っ、そんなに早く…」
と言って暗い顔になってしまった。
その後、病室によって帰ってきた夫が義母としばらく話していた。
何とか乗り切って欲しい。

★★★★★★★★★★★★

今朝、義母は
「夕べは眠れなくて」言ったが、大丈夫そうだ。<ホッ>

今日は午後、娘が仕事の休みの日なので見舞いにやってきた。
もっと早く来る予定が、娘自身が風邪を引いて寝込んでいたため、今日になった。
病室に入ると、今日は調子が悪そうで、
義母が「Yちゃんが来ましたよ」と言って
娘が「お祖父ちゃん!大丈夫?」と言うと
わかったようではあったが、またすぐ目を閉じてしまった。
しかし、帰り頃になったら、少し気分もよくなったようで、
帰り際には、娘が「バイバイ!また来るからね」というと手を振り返していた。

あ~あ、なんていうことだ!


コメント (5)
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