年が明けて仕事が始まり1週間経った。仕事始めの日は最も忙しい日なのでお正月休み明けが毎年憂鬱なのだが、1週間後に連休があるのでなんとかそれを励みに頑張った。頑張ったというか淡々と仕事をしただけだが。
しかし月日が過ぎるのがあっという間だな。年を取るごとに余計にそう感じる。12月に入ったら1泊旅行を楽しみにしていたからそれを励みにとか思っていたのに、それからクリスマスと年末がやってきて、それが何だか遠い過去みたいに思える。12月半ばとそんなに日の長さも変わらないだろうに年が明けたら一気に日が長くなった感じもして、ああまたこれから憂鬱な春とか夏がやってくるのだと思うと新年早々憂鬱になる。早く今の仕事を辞めて仕事のない生活をしたい。仕事が無かったら朝起きて雨が降っていようが寒かろうがあまり関係ない気がする。家から出なければいいのであろうし。仕事を始めて30数年、基本的には仕事を楽しいと思ったことは一度もないし常に仕事辞めたい病に掛かっていたようなものであるが、ここ最近特に酷い。更年期のせいなんだろうか。年のせいなんだろうか。
話がずれてしまった。でも年末年始の間に楽しいこともあったし、さすがにこれだけ休みが長いと休んだ感はあったし、なかなか良い休みだった。産休や育児休暇を除いてこんなに長く休んだのは結婚して新婚旅行に行ったときくらいだな。それ以外で9連休なんてこの30年多分していない。
昨日は、先月あった私の誕生日祝いといって娘が食事を奢ってくれた。フレンチ酒場?ビストロみたいな店で娘が大学生の頃アルバイトをしていた店で私も数回食事をしたことがあるが何を食べてもとても美味しいしシェフも感じが良い方である。娘は大学を卒業して3年くらい経つが懐かしい懐かしいと言っていた。家からは1時間半ほど掛かるので遅い時間にバイトが終わって夜中に帰ってくるのをハラハラしながら待っていたのが私にとってはついこの間なのにでもすごく昔に感じて、娘の話すことも私には知らない世界ばかりになってきてこうして子供って離れていって違う世界を生きるようになるのだなと実感した。
子供のことに掛かり切りになっているときは早く就職して自立してくれと思っていたが、それが終わるとなんだか自分の老後がすぐそこにあるような気がして、別にそれを不安に思ったりとかそういう訳ではないのだけれど、なんというか自分の終わりが見えかけてきた気がして、寂しいとか不安とかそういう感情ではないけれどなんとも言えない感じ。どういう気持ちと言ったらいいか良く分からない。
でも娘は人生を楽しんでいるようだし、とりあえずは働いて自活しているのでそれはそれでまあひとまずちょっとほっとしている。
明日からまた仕事。憂鬱だけど仕方ないなあ。
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