うちは母が専業主婦だったので毎日家にいた。性格が細かいというか神経質なところがあったのと心配性というか自分の思う通りに物事が進まないと怒るので子供である私は大層息苦しかった。一応自分の部屋というものはあったのだが、家族は常に一緒にいるべし、と頑なに思っている節があって自分の部屋にいると怒られるので、寝るときしか居なかった。さすがに中学くらいになると勉強しなくてはならないので自分の部屋にほとんどいるようになったが(勉強する振りはしていたけれどほぼしてなかった)、とにかく母の監視の目が息苦しかった。
そんな訳で母のいない日はちょっと嬉しかった。母は完璧主義者なので出かけるときはきちんと家事をしていくのだが、自分のやるべきことを代わりに私ができていないと帰って来てから怒る。洗濯物を取り込んでいないとか台所が汚いとか。まあそういったことが面倒臭くはあったものの母のいない自由な空気には代え難かった。母が帰ってくると、もう帰ってきちゃった、と思った。寂しいとかはあまり思わなかった。
もっと幼い幼稚園の頃も、たまにだが一人で留守番をすることがあった。ひとりでいることは滅多にないのだがごくたまにあった記憶がある。しんとした家の中で時計の音がかちこち聞こえるのがいつもと違うと感じた。家族がいても一人で大人しく遊んでいられるタイプの子供だったので苦にはならなかった。
今は留守番ではないが家に一人でいるのが案外好きである。息子とか土日に出掛けて予定外に早く帰って来ると、もう帰ってきた、とか思ってしまう。かといって娘の帰宅時間が遅いと心配になってしまし。ワガママなのかもしれない。
そんな訳で母のいない日はちょっと嬉しかった。母は完璧主義者なので出かけるときはきちんと家事をしていくのだが、自分のやるべきことを代わりに私ができていないと帰って来てから怒る。洗濯物を取り込んでいないとか台所が汚いとか。まあそういったことが面倒臭くはあったものの母のいない自由な空気には代え難かった。母が帰ってくると、もう帰ってきちゃった、と思った。寂しいとかはあまり思わなかった。
もっと幼い幼稚園の頃も、たまにだが一人で留守番をすることがあった。ひとりでいることは滅多にないのだがごくたまにあった記憶がある。しんとした家の中で時計の音がかちこち聞こえるのがいつもと違うと感じた。家族がいても一人で大人しく遊んでいられるタイプの子供だったので苦にはならなかった。
今は留守番ではないが家に一人でいるのが案外好きである。息子とか土日に出掛けて予定外に早く帰って来ると、もう帰ってきた、とか思ってしまう。かといって娘の帰宅時間が遅いと心配になってしまし。ワガママなのかもしれない。
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