星を見ていた。

思っていることを、言葉にするのはむずかしい・・・。
良かったら読んでいってください。

ルックス

2017-06-13 06:44:59 | 日替わり
人は見た目が何割、という類の言葉をよく聞くが、見た目だけで内面を判断してはいけない、とも言われる。私も若い時は特にそう思っていた。見た目より中身でしょう、見た目ばかり気にしている人ってバカみたい、中身がないのかしら、と。


でも大人になればなるほど、外見は大事であると思うし、その人の見た目の印象って概ね見た目通りなんではないかと思うようになってきた。私は若い頃、自分の容姿、顔、性格全てに自信が無く、自信がないなら少なくとも欠点を補う努力をするとかすれば良かったのだが、私は外見に惑わされる人は嫌い、と頑なに化粧も最低限しかしなかったし流行りの服も着なかったし、人からどう思われるか、ましてや男受けの良いなどは全く考えていなかった。女性の場合の(男性もそうだろうけど)外見をよく見せようとする根底には多分異性にモテたい、どうしたらモテるのか、というのが意識的にでも無意識でもあると思う。若い時の私はまったくそれがなかった。あまりにも残念な素材なので煮ても焼いても食えないだろうという投げやりな気持ちだったのだ。


しかしより年を取ると、外見の大切さというか、見た目はその人を大体は表しているのだなと思う。そしてやはり見た目で人は判断されるものだとも思う。いくら内面がどんなに素敵でも内面なんて余程親しくなければ分からないし、親しくたって他人の内面なんてそう簡単には理解できないのだ。だったら少しでも、せめて見た目だけでも悪く見られるよりは良く見られた方が良い。見た目が変ではない方が中身がいかに変であってもとりあえず変な人には見られない。


私が化粧や洋服に気を使うようになったのは、もう子供も産んだ後で、あまりの育児疲れの容貌に自分で愕然として身なりを気にしだしたのであるが、モテたいからとかそんな理由ではなかったのにも関わらず、そこから周りの態度が何となく変わった気がした。特に同性から褒められるようになったのは凄く嬉しかった。(まあお世辞かもしれないけれど、それ以前の私はお世話すら言われなかったから)そして周りの反応が変わると益々気にかけるようになって相乗効果みたいに気分も前向きになった。

見た目だけ良くても…とは思わず、先ずは見た目を変えると気分が上向きになるかも。



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