星を見ていた。

思っていることを、言葉にするのはむずかしい・・・。
良かったら読んでいってください。

夢の国

2017-06-07 06:54:25 | 日替わり
同僚のうちの一人が千葉の、夢の国の近くに住んでいる。自宅から夢の国までは自転車で行けるそうである。私はディズニーには興味がないので二つの県を通り越して通勤するくらい遠いそんな場所に住む人の気が知れないが、いちおう、アンチであることはおくびにも出さず興味がある振りをして話を聞いている。親しい人にはアンチであることを話すが、色々反応が面倒なので好きでも嫌いでもないくらいの態度で話を聞く。

年パスをご夫婦で購入して、毎週末は大体遊びに行くそうである。結婚式も中の?ホテルで挙げたらしい。そんなに近いとふらっと近くの公園に散歩にでも行くノリなのかもしれない。しかし夢の国を大好きで同じように年パスを買って月に何回も行く人は以前の職場にもいたので珍しいことではないのだろう。そういう人はたくさんきっといる。

私が中学生の時に出来て、当時の私は行ってみたくて仕方なかった。たまたま券を頂いたか何かで割とオープンしてすぐに行けたときはすごく嬉しくて興奮した。それまで行った遊園地と全く違っていた。安っぽい作り物じゃなくゴミひとつ落ちてない施設の中は細部に至るまで完璧に作り上げられた世界だという感じがした。普通の遊園地に行っても結構なお金がかかるのなら絶対こっちに来ると思った。こんなに圧倒的な差があると他の遊園地は潰れちゃうんじゃないかと思った。それくらい衝撃的だった。


でも大人になると何でだか分からないが行きたいとは思わなくなった。作り物過ぎてなんだか悲しくなってしまうというかあの色のついた池の水とかイタリアを模した橋とか見てるとなぜか虚しくなってしまうのだ。なんでだか分からない。大人になったからなのか冷めた人間だからなのか。


それでも子供が小さいころ幾度か連れて行った。子供が3、4歳の頃行った時はあまりキャラクターとか乗り物にはそうでもなかったが、ちょっとした小さい子が遊べる遊具があるエリアでずっと飽きずに遊んでいた。一度、今は違う名前になっている相模原の遊園地に行って、貸切かというくらい閑散としていて寂れていて、そこの長いゴーカートに何度も何度も乗ったことがある。それは子供にとって相当楽しかったらしくまた行きたいと何度もせがまれた。後日再オープンしてから行ったら賑わっていて長蛇の列が出来ていた。もしかしたら混んでるのと並ぶのが嫌いなだけかもしれない、私も子供も。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする