白銀山山頂 三角点と雨量計
期日 : 2021年12月19日
メンバー : (L) Akky、 (SL)TSさん、NHさん、KAさん、KHさん
コースタイム
箱根湯本駅7:35―林道分岐8:10―尾根取り付8:13―老懐山分岐10:49―白銀山(昼食)11:42~12:12―北西尾根から北尾根(下降)―天狗沢徒渉13:46―箱根新道下13:50―畑宿発電所14:10―箱根湯本駅15:24
時間 登り4:07,下り3:12、距離14.3Km、 標高差993-96=897m
記録
白銀山は、2011年、2015年に次いで三回目。畑宿発電所に下るのは初めで期待される。
箱根湯本駅から出発。今回はできるだけGPSやスマホを見ないようにして、地図読みを主にした。湯本の地図読みは間違えず尾根取り付きに到着。
KHさんを先頭に堰堤手前の橋を渡り尾根に取り付く。踏み跡はあるが明確ではない。少し登ると竹藪。荒れ放題で手入れがされていない。尾根に乗るとしっかりした踏み跡になって406m三角点に着いた。
周りは草ボウボウ。しばらく登ると杉林の良い道となり快適に歩いて行く。
標高750mからは、830mピークへの急な登りで辛い。縮んだ鹿柵に沿って下ると三所山892mへの急登。疲れてきたのでここは不明瞭な巻道で鞍部に出て老懐山904mを目指す。904mピークへは笹薮の道。山名板も無いのでパス。
笹薮の道をかき分けていくと雨量計の電柱が見えてきて白銀山山頂に到着。朽ちてきた道標は「湯本バス停90分」と読めた。2015年ころまではハイキングコースであったのだろう。
白銀荘の角を左折
林道分岐 ここの地図読みが難しい
堰堤の手前の橋を渡り尾根に取り付く
標高295m付近から竹藪となる 通り抜けて尾根へ
標高406m 三等三角点 草ぼうぼう
635m程から良い道になった
急坂を登ると730mピーク
次の740mピーク
急坂を登って830m峰 ブナの大木
825m つぶれた金網に沿って下る
三所山は急坂のため巻いて通過。
老懐山ピーク(904m)分岐 笹薮の道
808m 沢状のへこみに湯本への道標 踏み跡にそって下る
950m 笹薮の道を行く 踏み跡はある
白銀山山頂には、朽ち果てた道標と三角点(993m)があった
すぐ近くに雨量計があった
気温は2℃であったが、開けた陽だまりで昼食にした。ここで二人組が登ってきてびっくり。大観山から9km藪をこいできたとの事。
畑宿を目指して北西尾根を下る。始めから肩まである笹藪。道は急坂であるが踏み跡が有り問題ない。標高795m付近から笹が無くなり坂も緩くなった。
尾根を下って行くと標高738m付近に「天狗沢」の小さい道標。方向を定めて北尾根を下ると水道設備の導水管に出た。地理院地形図に表示されている建物はなかった。
山頂の陽だまりで昼食 皆さんおいしそう 昼食の後、北西尾根を下る
標高965m 北西尾根の下り 笹薮の道 踏み跡があり助かる
795m 笹が無くなり緩い道になった
738m 天狗沢の道標 磁石で方向を合わせて下る
655m 急坂が終わる
導水管に降り立つ 地形図にある建物は無い
天狗沢を渡ると堰堤と箱根新道の橋が見えた。不明瞭な灌木の踏み跡をたどって行くと箱根新道の高架橋をくぐった。橋を抜けて右手上方に道を探したが、激藪で進めない。右下方向を見ると、木が倒れた踏み跡らしいのが有ったのでこれを進むと次第にはっきりしてきてよい道となった。水道設備管理道に倒木などが落ちて不明瞭になったと思われた。堰堤を越えて橋のコンクリート部に上がらないでそのまま進めばすんなり通り抜けられたのであった。
手すりのある道を行くと鉄塔422号に出た。バス停の小さい道標に従って左折し、鉄塔の下の階段を下ると吊橋であった。これで地図読みは終了。(吊橋は地形図に出ていない)
時間があるので対岸のバス停に出ないで丸太橋を渡返し、自然探勝路から旧国道を奥湯本へと歩いた。湯本温泉街は観光客があふれていてびっくり。白銀山北西尾根は結構楽しめた。
天狗沢に出た 渡渉
沢を渡ると堰堤と箱根新道が見えた
堰堤から箱根新道下への踏み跡が有った
新道高架橋をくぐって
振り返ると堰堤が見えた 少し登って道を探すが激藪で踏み跡はない
少し下に 踏み跡が有ったので沢に沿って下った
踏み跡がはっきりして来て道になった
しばらくするとしっかりした道になった 橋の点検のための道であろうか
鉄塔に出た 道標に従って階段を下ると吊橋
吊橋を渡ると
東電 畑宿発電所
時間があるので自然探勝路を下ることにした ここから丸太橋へ
丸太橋を渡り奥湯本へ
すぐに自然探勝路入口に出た
白銀山 GPSトラック