北アルプス中央部の三俣蓮華岳のさらに西方にある、すっぽりと雪を被った広大な台地状の高原は、「雲の平」。その名の通り雲沸く天上の原っぱで、この豊富な雪がとけるころ、足元には高山植物が咲き乱れ、まさに天上の楽園となる。そして雲の平の奥、南西方向、巨大なカールを抱く特異な山容を見せるのは、黒部五郎岳(2840m)である。巨大なU字谷を両腕の如き2本の山稜が抱えるような姿をしている。カールの底には羊群岩やモレーン(堆石)がある。大きな岩がゴロ、ゴロ?(五郎)した場所が山名の語源である。
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