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春、列島を横断する (8) - 東松島市松島基地

2011-05-01 | 東北



東日本大震災で大津波の直撃を受けた仙台空港は4月13日、国内線の運航を暫定的ながら再開した。

同じく宮城県東松島市の沿岸部にある、航空自衛隊松島基地も津波の被害を受けた。

松島基地には4mほどの津波が押し寄せ、駐機場および格納庫に駐機していた航空機28機(F-2支援戦闘機18機、T-4練習機、U-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリコプターなど計10機)全てが水没し全滅した。
松島基地には、2,700mと1,500mの2本の滑走路があり、被災地に近い輸送拠点として復旧が急がれていたが、4月16日、まず米軍の輸送機C130が大量の水を積んで到着。陸上自衛隊のトラック5台に積み込み、宮城県気仙沼市の病院や岩手県陸前高田市の避難所などに向かった。

当基地は航空自衛隊パイロットの養成部隊である第4航空団が配備されており、曲技飛行を行うブルーインパルスの本拠地としても知られる(ブルーインパルスは、震災当日、九州新幹線全線開通の祝賀飛行のため芦屋基地に展開中であった)。


今から40年前、1971(昭和46)年7月30日、岩手県雫石町上空で松島基地所属のF-86F戦闘機と全日空58便(B727-200)が衝突し双方墜落、全日空機の乗客155名と乗員7名の計162名全員死亡するという大惨事が起こった(自衛隊機側の乗員は脱出)。





Matsushima Airbase is a military aerodrome of the Japan Air Self-Defense Force. It is located west of Ishinomaki in the Miyagi Prefecture.

During the 2011 Tōhoku earthquake and tsunami, the base was flooded with seawater, and eighteen F-2Bs belonging to 21st Squadron, as well as other aircraft, were damaged or destroyed.




In 1971 an F-86F fighter jet from this base collided with All Nippon Airways Flight 58, causing 162 deaths.






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