ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

連環

2012-09-05 23:23:35 | Weblog
昨日問い合わせた腕時計、完売だった・・・・・。
発売から経ってるし、限定モデルだし、しょうがないとはいえ、
やっぱりショック。
1日、仕事が手につかなかった。

ここのところ、こんなにドキドキすることなかったし、
心の底からガッカリすることもなかったので、
感動するって体力を使うんだなあ、と再認識。
むかしは、こんな感情の起伏が毎日何回もあった。
若いって、素晴らしいことなんだなあ。

この感情の起伏は、原点がスター・ウォーズにあったので、
十和田湖から旧陸軍の訓練機が引き上げられたニュースを見た瞬間に、
ヨーダがフォースで「X-Wing」を沼から引き上げるシーンを思い出した。

" I don’t…I don’t believe it."
" That is why you fail."

映画ってすごい、って思った。
X-Wingが本当に飛んでいるみたいに見えたし、
カメラアングルも、セリフの入り方も、そしてシーンの切り替えも、
人の頭の中で描かれたすべてのものが、
スクリーンのなかで「現実」となるなんて、
もう本当に素晴らしいと思った。

原点に返らなければならないときが、人生には何度かあって、
そんなときに、ふとした符合があって元気をもらう。

手に入らなかった腕時計も、引き上げられた70年前の飛行機も、
そして35年前に観て、ハマりまくった映画も、
どれもこれも素晴らしい。

時計

2012-09-05 00:00:40 | Weblog
今日、中国人の女性スタッフに仕事の進め方でお願いごとをしたら、
批判されてると勘違いされたらしく、涙ぐまれてしまった。
中国語なので直接的になるのはしょうがないんだけど、
それにしても、中国人の女の子は、よく泣く。
生まれて来てからこのかた、人に叱られたことなんてないんじゃないかと思うくらいだ。
叱られ慣れていないというのは、ある意味で不幸だと思う。

ただ、そんなことはどうでもいい。
いい加減な仕事の進め方をしている中国人が多ければ多いほど、
日本には、まだ生きる道があるわけだから、
ふてくされたり、泣かれたりして、結局改善してくれないくらいのほうがちょうどいいんだ。

で、日本に帰ったら、時計を買おうと思っている。
いま私が愛用しているのは、GSX903。
日本の職人が手仕事で仕上げている時計で、肌触りも着け心地もいい。
が、いい時計の常で、ちょっと重い。

もう少しカジュアルな時計が欲しいと思って、
いろいろと探してみたんだけれど、
ちょうどAmazonで依頼した時計が届かないことから、
あきらめて新しい時計を探し始めた。

絶対に見てはいけないと思っていたGSXのサイト。
なぜなら見たら必ず欲しくなり、可処分所得以上の金額の時計を買ってしまう。
そもそもGSX903を使い続けるつもりで、遊び用として買うつもりなのだから、
そんなにいい時計でなくていい。

が、見てしまった。
欲しくなってしまった。
気に入ったのは限定モデルだった。
次に帰国したときに店頭で見られるよう、お願いメールを出してしまった。

時計ばっかりいいものをつけてても、しょうがないのに。
でも、久しぶりにわくわくした。

たしかに、中国のものをつくる技術は上がった。
でも、中国の商品のファンは世界中探してもまだいない。
すくなくとも私は、カタログを見ただけでワクワクするような商品に、
まだ出会っていない。