ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

割合

2012-09-03 23:44:27 | Weblog
注意してもしょうがないと思うのだけど、
どうして中国人というのは、すべて上書きしてしまうのだろうか。

先週やったのとほぼ同じ作業なので、
前に説明した作業内容は少し簡単に触れるだけにすると、
しっかりそれは忘れて、中途半端な仕事をしてくる。

「これ、先週とほとんど同じことじゃない。
 このやり方は先週説明したよね。
 前にやったことなのに、どうして忘れちゃうの?
 これじゃあ、いつまで経っても任せられないよ」

言ってもしょうがないのに、つい言ってしまった。
そして言った後に、しおれている相手を見て、
「やっぱり私の説明が不十分だったのが悪いんだ」と自己嫌悪に陥る。

まあ、中国人に限らず、日本人の後輩に仕事を教えるときも
そんなに大差ないんだけど。
ついつい「だから中国人は気が利かない」と言いたくなってしまう。

この人種差別的な発言はよくない、
あくまでも個体の問題だ、とは思うのだけど、
こう言いたくなるのは、全体に占める割合の問題なんだよなあ。きっと。

そして、中国人の若い女子は「だって、だって」と必ず自己正当化した
言い訳を立て板に水のごとく並べ立てる。
男子は、ムスッとふくれて、ふてくされる。

上司や先輩に注意されても「すみません」とは言わない。

見栄

2012-09-03 00:03:19 | Weblog
見栄ってなんだろうなあ、と思う。
日本人と中国人の見栄のポイントは、かなり違うと思う。
でも、日本人同士であっても、かなり違うことがある。

日本の見栄は、
・経済大国であること
・生活水準、教育水準が高いこと
・平和であること
・安全であること
・アジア諸国のなかでは、まだマシだと思い込んでいること
このくらいだろうか。
自分は相対的には、アジアの遅れた国よりもいい生活をしている、という感じ。

中国の場合は、もっと違って、
「自分に特権があって、お金をもっていること」かな。
国全体のことよりも、とにかく自分が「成功者」であることのほうが重要。
社会主義だから、国を第一に考えているなんてことはなくて、
あくまでも個人資産が大好きな人たち。

だから、ケンカしようとしても、ポイントがずれると思う。

上海で働いている日本人にもいろいろな見栄のポイントがあって、
駐在員で一番多いと感じるのは、
「中国なんかに飛ばされちまったぜ。でももともとは、おれ、高学歴なんだぜ」で、
本社にいつ戻れるかに汲々としている人。

現地採用の場合は、男女でかなり差がある。
男性は、駐在員に比べると給料が低めなので、将来の不安に喘いでいる人が多い。
女性は、どちらかというと両極端で、頑張って働くタイプかワーホリ気分かどちらかだと思う。
いろいろな人がいると思う。

今日は『最終目標は天皇の処刑 ー中国「日本解放工作」の恐るべき全貌ー』
(ペマ・ギャルポ著、飛鳥新社刊)を読んだ。

中国人はしたたかだから、横入りもすれば、すぐに言ったことを覆すし、
基本的に共存共栄なんて感覚がない人たちばかりだから、
日本を自分たちの領土とし、自治区化する野望ぐらいは、
普通に持ってるだろうなあ、と思う。

私は実際の経験上、現段階の中国と言う社会の成熟度からして、
(本性からそうなのかもしれないが)、
中国人の上司は最悪だから、占領されないようによくよく注意しようよね、と思う。
見栄はってるうちに、逆転してるのが世の常だからさ。