ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

3.11被災者追悼のキャンドル 

2021-03-11 | 日記
3月11日は、ちょうど10年前に東日本大震災が発生した日です。
この震災の結果、約2万2千人の命が失われました。
テレビ・新聞は、あの未曾有の災害や復興の現状を伝え、
地震と津波への備えを忘れてはいけないと、報道しています。

午後からは、国が主催する追悼式が行われました。
岩手県や陸前高田市を始め、被災した各自治体でも行われました。
写真は、NHKのテレビで映し出された模様です。





あの震災時、私は茨城の職場に勤めていました。
たまたま職場の外にいましたが、初めて経験した物凄い揺れに驚き、
体が凍り付いたようになってしまいました。

職場に戻ってからは、全員が無事かどうか、
外出者や出張者はどこでどうしているか、明け方近くまで
安否確認に必死になりました。
電気が止まり、テレビも見られず、固定電話もつながらない中、
ラジオと携帯だけが頼りでした。

あの夜、ゴーっという地鳴りのような音とともに、余震が
繰り返し続いたことを、今でも覚えています。

都内では、被災者追悼のキャンドルが灯されました。
西武線の田無駅では、市民団体の方が市民に、キャンドルの
点灯を呼び掛けていました。





同じ西武線の清瀬駅でも、ボランティアセンターの方による
キャンドルの点灯が行われました。







改めて、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

私たちは一口に「自然とともに生きる」と言います。
しかし、その自然は、私たちを温かく包むだけでなく、
命をも脅かす過酷な側面ももっています。
自然をコントロールすることなどできません。
このことを忘れずに、自然の営みに畏敬の気持ちをもって、
生きていかなければならないように思うのです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする