先日久しぶりに学生時代の同期生に電話しました。
この友人とは、5年ぶりの会話です。
いつしか体の話になり、友人は、足の具合が悪くなってからは、
出歩く機会が少なくなったと言っていました。
自分たちの年を考えると、体が何とかなるうちにまた会えないものか、
それが共通の思いでした。
コロナ禍によって、いろいろな場面での人と人との関りが薄らいで
います。
直接相対して話す。バーチャルなつながりではなく、
温もりを感じるつながり。
人と人との関係はそうしたつながりの上に成り立っているように
思えてなりません。
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友人との会話を思い出しながら、近くを少しぶらぶらです。
道端のいたるところに白い花を咲かせているのは、どくだみです。
どくたみは、別名に「十薬」と言われます。
どくだみが好きという人はあまり聞きませんが、昔から薬草として
使われていたものですね。
かつてテレビで、「ハトムギ、玄米、月見草♪」と、健康茶のCM
ソングが流れていましたが、そのなかにどくだみも入っていました。
今も原材料の一つとして入っているようです。
それなのに、草花としてほとんど見向きもされないのは、独特の臭いが
ありますし、名前のせいもあるからかもしれません。
どくだみの花は、中心の黄色い円柱(花穂)が本来の花で、花弁に
見える十字のものは、葉っぱが変形した総苞です。
総苞をよくみると、同じ長さの十字の形と、縦が長い十字の形の
ものと、二通りのパターンがある感じです。
皆4枚なのかと思って目を凝らしましたら、総苞が3枚のもの
がありました。形から見て最初から3枚だったように思うのですがー。
他には、5枚のものがありました。
うーん、これは出来損ないの感じです。
日陰で、控えめに生きているどくだみに敬意を表するかのように
ヘビイチゴが赤い実をつけていました。
今回は地味な内容を、最後まで見ていただきまして、
ありがとうございました。
ドクダミ草は繁殖力が強くて困ります。
我が家の別宅(山口)も、3か月に一度しか行かない(3か月滞在して埼玉に自宅へ帰る)ので、今月末が億劫になります。7月初めには、野菜畑を侵食して背丈が70㎝以上になっています。
根が深く抜いても、10㎜でも切れっぱしが残っていると翌年発芽します。土を篩で選別しておいても、1~2年しか防げません。
白い花は清楚で可愛いのですが・・・。薬草茶も飽きたし・・・、困った野草です。
ブログにコメントをありがとうございます。
確かに、どくだみの繁殖力はすごいですね。
近くの小さな公園でも、毎年刈られているのに、
翌年になるとまた出てきて、広がっていきます。
同じ薬草でもゲンノショウコなどと違って、
「駆除」されてしまうのは、そうしたためで
しょうね。
でも、自然の中の生き物ですから、完全に
なくすことはできないでしょうし、難しいですね。