ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

散歩で出会う草花が心を穏やかにしてくれます

2023-09-16 | 散歩

ヒガンバナの名所と言えば、
埼玉県の日高市の巾着田です。
今日(16日)から「曼殊沙華まつり」
が行われる予定でした。
  
久しぶりに行ってみようと思い、
念のため開花状況をネット確認した
ところ、開花は20日頃で、
見頃は今月末頃の見込みという
お知らせが掲載されていました。
(上の写真は日髙市観光協会のHP
 からお借りしました。)

暑い日が続いていますので、
開花も早くなるかと思いましたら、
そんな単純なものではないんですね。
自然というのは実に不思議です。
「こうなればこうなる」という
具合にはいかないんですね。

ともあれ、楽しみが先に延びた
と思えば、なお楽しといった
ところです。



今日(16日)も近くを散歩しました。
花壇の縁沿いに、ツボミをもった
ヒガンバナの茎が20本くらい
出ていました。
その中の一本が開花していました。
数日すると、近くでも赤や白の
ヒガンバナが目立つようになる
でしょう。


今、近くを散歩していて出会う
花をアップしてみました。
暑さの中でも、みな元気です。

キバナコスモスはすっかり
野生化しているんですね。
いろいろなところで、黄色い花が
咲いています。


   
ハナトラノオ(カクトラノオ)の
薄いピンクの花穂には、優しさを
感じます。これも野生化している
んでしょうか。





鮮やかすぎるほどに真っ赤な
ケイトウです。
花壇の定番のようです。





ショウゾウソウ(サマーポインセチア)
です。緑とオレンジ色のコントラストが
鮮やかです。花期が長いですね。





タマスダレ(ゼフィランサス)と
その仲間(サフランモドキ)です。
花期が長いようですが、
一本一本の花は、三日程度で
萎れてしまうようです。



コエビソウの花が黄色く咲き始めて
いました。これはイエロークイーン
といわれる種類かもしれません。
黄色く見える部分は、実際は「苞」
です。
名前の通り、エビのように赤い種類
もあったのですが、見つけません
でした。



涼し気なルリマツリの花も
開花期間が長いですね。



ここからは、いわば「時間限定」
の花です。
まずフヨウ(芙蓉)です。
朝開花して、夕方には萎む
一日花です。薄く大きな花びらで、
柔らかな花です。
次々と咲き、開花期間は長いです。





三時草といわれるハゼランです。
午後3時くらいに咲き始めて
2~3時間後には閉じてしまう
ようです。
ただ、次々咲いていくので、
全体としての開花期間は長いです。



英語名ではフォーオクロックと
いわれるオシロイバナです。
夕方4時ころに花を開き、
翌朝には萎みます。
オシロイバナも次々と咲くので、
開花期間は長いです。





はやくも実ができている樹が
あります。
フォローしているブロガーさんの
ブログにもあったコムラサキです。
毎年写真を撮っているお宅の庭に、
今年も紫の実がたくさんできて
いました。優美です。



こちらは、ハナミズキの
赤い実です。いずれ葉も紅葉して
いくことになりますね。



ヤマボウシの赤い実もちょうど
今が時期のようです。
樹全体にたくさんの実がついて
いました。



こちらは、翼果といわれるヘラ状
の実をつけているシマトネリコです。
樹全体が黄味を帯びた白い色で
覆われ、遠くから見ると花が咲いて
いるかのように見えます。




足元に、埋もれるように小さな花
をつけている野草がありました。
たぶんジャノヒゲではないかと
思うのですが、どうでしょうか。
間違っていたら教えてください。


  
どうしても名前がわからな
かったのが上の写真の花です。
ブロガーの「花華さん」から、
「シロバナサクラタデ」と
教えていただきました。
ありがとうございました。

自然が失われていく中で、
草花との出会いは、
心を穏やかにしてくれます。
草花があれば虫も生きていくこと
ができます。
虫がいれば小鳥も飛んできます。
都会の暮らしの中の草花を大切
にしたいですね。

コメント (4)
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