ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

身代わり寅、ロウバイ、水仙、福寿草 ~所沢:多聞院~

2021-02-12 | 散歩
先日、所沢の多聞院を訪ねました。
創建は、1696年(元禄9年)。

ここは、以前関越道の三芳パーキングエリアの
インフォメーションに立ち寄った時、
付近の名所として紹介してもらったことがきっかけで、
時々訪ねるようになりました。
初夏、ぼたんが美しく咲き誇る寺として有名です。

このお寺の境内にあるのが、毘沙門堂。
武田信玄の守り本尊の毘沙門天が祀られています。



毘沙門天のお使いは寅。
この寅に、自分の身の災いを託して、お堂に奉納します。
「身代わり寅」と言われています。



身代わり寅は、土鈴でできています。
上の写真のお堂はもちろん、お使いの寅(狛寅)の台座にまで
びっしりならんでいました。





我が家は最近、冷蔵庫・洗濯機・キッチン水栓などが
次々故障してます。
仏様すみません。これは災いというより、製品の寿命です。
物忘れの多さ、こちらのほうをどうぞお願いいたします。

寺の境内に、いくつか石像などがあります。
「鬼の悟り」「傘地蔵」。「力石」は以前はなかったですがー。
どういう経緯で奉納されたのかよくわかりません。







多聞院の庭は、決して広くはないのですが、
ぼたんだけでなく、花木や山野草を見ることが出来る
庭になっています。
今はさすがに花は少ないですが、結構のロウバイが香りを
漂わせていました。







水仙も清らかに咲いていました。



沈丁花はまだまだ蕾です。



黄色い花は,たぶん福寿草でしょう。



4月ごろには、八角蓮、マムシグサ、クマガイソウも見られる
はずです。

多聞院を維持しておられる方々の心の花なのかもしれません。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする