ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

仁和寺に行く途中で四葉のタクシーを発見 ~GO TOトラベルで3⃣~

2020-11-04 | 旅行
京都の名所めぐりで大事なことは、アクセスです。
電車・バスは便利ですが、行き先によっては結構時間がかかるところも
あります。

そこで観光タクシーを利用することにしました。
今回ガイド役をしてくれたのは、三つ葉のクローバーマークのタクシーの
Yさん。女性ドライバーさんです。

「ちょっとかしましいですけどー」とてきぱきした声。元気の人です。
しかも快晴で、気持ちがいい日。
車の走りも元気がいいようです(笑)。

いろんな話をしてくれました。
「前を走ってるタクシーの屋根を見てください。あの行灯(あんどん)は、
うちのグループのタクシーのマークですけど、四葉のクローバーです。
京都であれをつけているのは、うちの千台以上の車の中で、4台だけ。
あれが見られるなんて、お客さんラッキーですよ。」

とっさのことで写真は撮れませんでした。
でも、ひょっとして、何かいいことがあるかもと期待しましたがー(笑)。

仁和寺を最初に案内してもらいました。
真言宗御室派の総本山です。
創建は平安時代の888年。宇多天皇により完成をみた寺院です。
御室御所といわれるように、皇室との深い関わりの歴史を持つ寺院です。
御室(おむろ)とは、天皇や皇族の御座所を意味するのだそうです。

正面の門が阿吽(あうん)の仁王像のある二王門です。







門をくぐると境内が広がっています。中ほどに中門が見えています。



この境内に、国宝や重要文化財の建物が並び、また仏像をはじめ多数の文化財が
収蔵されています。
まさに千年の古都の文化・歴史を目の当たりにしているわけです。

  

左手の表門(御殿入口)から、よく手入れされた庭を見ながら、玄関⑭
に進みました。このエリア全体が「御殿」です。







玄関を上がるとすぐが白書院。白砂の庭(南庭)が輝いています。

   

   



白書院などの部屋で、ちょうど現代アートの「ゼロ・ヒガシダ彫刻展」が
行われていました。
雅と現代アートが平和をモチーフに調和しているようです。    

   

    

さらに進むと宸殿です。襖絵が雅(みやび)を感じさせます。
北庭も静かなたたずまいを見せています。





(北庭)





    
御殿の入り口に戻り、金堂を目指しました。
(勅使門)


(観音堂)


(金堂)


金堂の屋根瓦に亀に乗った人の瓦がありました。黄安(こうあん)仙人
だそうです。
黄安仙人は、HPを見ると永遠の象徴として安置されていると出ていました。



帰路に、五重塔を見上げました。

   

案内役のYさんは生け花の未生流の免状を持っているんだそうです。
私のかつての職場にも生け花師範(小原流)のIさんがいました。
母は龍生派の師範でしたので、しばし生け花の話で盛り上がりました。

仁和寺も11月後半には紅葉に映える時期になるようです。
(続)

コメント (6)
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