ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

緑の東福寺もいいものです ~GO TOトラベルで2⃣~

2020-11-02 | 旅行
初めて京都に行ったのは高校の修学旅行のときでした。
それ以来、京都を訪ねる機会はもちろん何度もありました。
ですから、なぜまた京都に行ったんですかと言われても、何となく決めた
というか、何といっても京の都なので、としか言いようがないんです。
もっとも、早くしないとGO TOの予約が取れなくなるかもしないという
焦りもありましたがー。

それでも、家族で話し合い、訪問先はこれまで駆け足だったところや行った
ことがないところにしようということになりました。

東福寺です。
ここは京都駅から近く、アクセスのいいところです。
鎌倉時代の1236年に創建された臨済宗東福寺派の大本山で、現在でも
25の塔頭がある大寺院です。

東福寺は、京都でも屈指の紅葉の寺院としてよく知られています。
以前秋に訪ねた際は、紅葉には少し早すぎたり逆に終わりかけていたりで、
じっくり見ることがありませんでした。
そこで、静かな雰囲気を楽しむのもいいのではと思って、行って
みることにしました。

日下門(にっかもん)から入ると、すぐに大きな伽藍が目に入りました。
本堂(仏殿)ですが、それは後にして、まず通天橋(つうてんきょう)と
庭を見ることにしました。

この通天橋とその周囲が、ガイドブックなどによく出てくる紅葉のスポット
です。まだ、もみじは葉が青い状況でしたが、それでもうっすらと色づき
始めていました。







通天橋から見る臥雲橋(がうんきょう)のあたりも紅葉のスポットです。
でも、今回の通天橋の周囲の緑も結構いいものでした。
(11月下旬ごろの紅葉がちょっぴり羨ましいですがー。)







赤い八角形のお堂は愛染堂。重要文化財になっています。





通天橋から右に折れて北方向に上がっていくと、開山堂です。これも重要文化財です。











一通り歩いたところで、入り口に戻り、庫裏と方丈を目指しました。
庫裏(くり)の中に入り、進んでいくと方丈です。
方丈の周囲には、南庭・西庭・北庭・東庭が配置され、八相の庭と呼ばれて
います。
南庭は枯山水庭園。西庭と北庭は市松模様の庭。西と北は現代的ですね。
うかつなことに、東庭の写真を撮るのを忘れました。
なるほど、などと感心しているうちに、どれがどれやらわからなくなり、
すべてカメラに撮ったつもりになっていたせいです(笑)。

(庫裏)


(南庭)




(西庭)
  

(北庭)
  

庫裏の入り口に戻り、南側の本堂(仏殿)から三門を目指しました。
三門はちょうど特別公開中でした。





後で、タクシーの運転手さんに聞いたのですが、「階段は南禅寺より急かも
しれません」とのこと。

もうだいぶ疲れてましたので、結局特別拝観はパスすることに。
でも仏像はなかなかのものなのだそうで、やっぱり入ればよかったかなと
思いましたが、後の祭りです。

しばし座り込んだ後、四条に出てお茶をすることに。
四条烏丸のカフェ(和風)の、おしゃれでかつ上品な高級ぜんざい。
とにかく美味しかったです。
疲れたときは甘いものに限ります。(続)










コメント
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