
知っている人は知っていますし、知らない人は知らない のですが、長春には満洲国時代の建物が数多く残されています。
というわけで、朝から街中を散策し、いろいろと見てまわりました。
写真は、満洲国の行政機関であった 満州国国務院 の建物。満洲国に国会はなかったので、事実上の国政最高機関でした。
1936年(康徳3)に完成し、現在は吉林大学として利用されているそうです。
いきなり康徳とか言われても悩んじゃうときがあるので、ここで満洲国の年号についてのプチ備忘録。
1932年(昭和7)3月1日、年号「大同」が定められる。
1934年(大同3)3月1日、溥儀が皇帝に即位して「康徳」と改元される。
1945年(康徳12)8月18日、溥儀が退位を宣言して、満洲国が崩壊。
つまり「大同」は 最初の2年間、「康徳」は 昭和マイナス8、になります。
というわけで、その日は 偽満皇宮博物館 などを見学した上で、ハルビン(哈爾浜)へと移動したのでした。
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