職場近くの本屋で、QJを買いました。
一応記しておきますが、求人情報誌『Quality job』ではなく、『Quick Japan』の方です。
表紙のコユキ君や目次をパラパラながめただけでレジに持っていってしまう、CDでいうところのジャケ買いのようなものだったのですが、これがナカナカ読み応えがありました。
まず、江口寿史とハロルド作石の対談、というのが新鮮で良いです。江口が『BECK』を絶賛していたのが自然でしたね。
そして、『寄生獣』の岩明均さんへのFAXインタビューがすばらしい。寄生獣や『七夕の国』以降の執筆にいたった経緯やこれからの構想など、とても興味深く読むことができました。
また、シナリオの作成からスクリーントーンを貼って完成させるまでの作業を淡々と解説している箇所も、ひたすらリアルで、岩明さんの人柄がうかがえる印象的な部分でした。
ところで、FAXインタビューって、どんなんでしょ?
ほかにも、南海キャンディーズの小さい野望が紹介されていたり、レイザーラモンの素顔が掲載されていたりなど、値段分の価値はあったなあ、などとケチくさい損得勘定をしたのでした。フゥー! ちなみに、900円+税です。
あと、ハチクロの羽海野チカさんのインタビューも、苦笑ポイント満載のスグレものでした。
アニメ化の際の騒動など、作者の世界観が見えると、作品もまた違った印象で見えてくるものですね。まあ、それに関しては一町一反でなくて一長一短なんでしょうが。
インタビューより
――― 原作の『ハチクロ』はあとどれくらいで完結するんですか?
羽海野 あと一年くらいですかね。
工エェ工エェ(゜Д゜(゜Д゜)゜Д゜)ェエ工ェエ工
ちょちょちょちょちょっと待ったー!
ってコトは、あと少しで、というか、このQJいつ発行? 2005年3月? じゃあ、コレ前号か前々号じゃないかー、オレの900円+税がー、でなくてハチクロがあと1年って、いやいや3月からだから、あと半年? え、もう終わっちゃうのー! でも、話的にはそろそろ終わりにしないと、でもでもでも、あと半年でかよー。
<今日の結論>
前々号の『Quick Japan』はおもしろかったです。
ハチクロは間もなく終了するらしいです。