地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成22年1月9日(日)  晴れ   追悼

2011-01-09 14:29:09 | レコード&オーディオ&ライブ


追悼 ミック・カーン

JAPANのベース&管楽器担当だった「ミック・カーン」が亡くなりました。
肺がんのため、「52歳」と言う若さ。
残念です・・・



デヴィット・シルヴィアンの作るモノクロな楽曲に
カラフルなイメージをプラスしてくれたのがこのミック・カーンでした。

時には雄叫びのような、時には語りかけるような
ビブラートのかかった粘りのあるフレーズは
「フリー」のベーシスト「アンディ・フレイザー」と並んで私の好きなベーシストの一人。

JAPANのライブは「中野サンプラザ」で1回、
YMOをゲストに迎えた「日本武道館」で1回見ました。
この時は既にギタリストは元「一風堂」の土屋正巳に変わっていました。

デヴィット・シルヴィアンの弟、ドラムのデヴィット・ジャンセンは
パワーの無い自分のドラムに迷った時、
YMOの高橋ユキヒロのスタイリッシュなドラムに触れ、自分のスタイルを確立したと聞いています。

初来日公演ではビジュアルなだけのヘタクソ・バンドと叩かれまくっていましたが、
JAPANのラストアルバム錻力の太鼓はバンドとしてのひとつの到達点で、
それを再現した「中野サンプラザ」での演奏は素晴らしかったです。
ミック・カーンの上半身は動かずに足だけでリズムをとる独特の演奏スタイルが
目に浮かびます。

特にこのアルバムでは「デヴィット。ジャンセン」の手数の多いドラムと
ミックカーンのうねるベースがリズム隊としての骨組みをつくり、飽きさせない音楽となっています。

是非 ご一聴を!

JAPAN時代の代表曲PVで「ミック・カーン」を偲びたいと思います。

今聞いても充分カッコイイです。 

 

Gentlemen Take Polaroids(孤独な影)

 

 

Quiet Life

 

Visions of China  錻力の太鼓」より

 


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