「乾坤一」が帰ってきた！
１月の初め 大沼社長より 新酒のお知らせがメールで来ました。
その中にこんな一文がありました。
「乾坤一」大沼社長より
『蔵の修理が終わりませんが、完全修理を待てず、１１月末より準備して始めました。
お正月に初搾りをすることができました。
自分ではわりと冷静な方と思っておりましたがしんみりとしました。』
私も じんとしました。
震災後 被災状況もわからずどの位の補修が必要なのか途方に暮れていた大沼社長
私がお伺いした時も「土壁を壊して基礎を見てみないとわからないんだよね。」とおっしゃっていました。
その後、取り壊しではなく、一部はなんとか補修で大丈夫と言う事になり、工事が始まりました。
が、工期は遅れ、とうとう完全補修が済むのを待てずに仕込みに入る事となりました。
初搾りまでのいろんな思いとご苦労が 先のメールの一文に詰まっていると思います。
そして本日 「感謝の栞」とともに新生「大沼酒造店」の新酒が届きました！
３本の仕込みタンクより 最良と思われるものを瓶詰め
味ノマチダヤ入荷分は、より出来たままをお届けしたいと特別に「原酒」で詰めて頂きました。
１本に１つ「感謝の栞」が封入されています。
その栞には久我君と大沼社長の素敵な笑顔がありました
おかえりなさい。
今年こそは素敵な「サックス」 聞かせて下さい。