今年の2座目。
これは、まー、知っている人は地元の人だけ。
みずがき山の手前にある里山に行ってきました。
2年ほど前に挑戦して、迷って、向山しか登れなかった苦い思い出の山。
そして、今回は所属の山の会の定例会の山なのですが、
その日が都合悪かったので、
運よく、下見に同行させていただきました。
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途中で合流し、
増富ラジウム温泉郷の無料駐車場で乗り換え。
温泉街を抜けたところで怪しい看板「悪天候のため通行止め」?
車は通過できそう・・・。
今回は手前の「金山」あたりまでしか行かないので、行くことに。
多分、看板で言いたかったのは、
途中、沢の水が凍結し、そこに更に水が流れたため、
道路が完全に凍結、ツルツル状態のところがありました。
ここが危険ということかな?と感じました。
8時には駐車場に到着。
道路沿いの空き地に駐車。1305m。8時15分に出発。
とにかく迷いやすい藪山なので、要注意なのです。
最初は、そのまま砂利の林道を北東に進みます。
8時30分、わかりやすい林道の終点に到着。
ここから要注意。
私たちも下見ですから、いろいろ探りながら、進みます。
最後に左カーブであがると、へんな轍だけコンクリートのところに出ます。
ここを右です。ここから分かりずらいです。
とにかく沢の左を進み、2箇所の堰堤は左から通過します。
そしたら沢の右方向の登山口になるべき沢に取り付くのですが、
右に出てくる、最初の沢は狭く急です。
多分、これは直に向山に上がるルートであり、
以前、間違った、迷ったコースへの入り口だと思います。
間違ってはいないかも知れませんが、この急斜面は危険です。最後など特に。
そしてもうちょっと進むと、急ですが登りやすそうな沢が出てきます。
そこには、見えにくいですが看板もあります。
8時55分、1435m。
ここから鞍部まで25分、急な登りです。
ずっと沢の部分を進むか、時々左斜面に上がるのが良いです。
最後のほうは、左斜面から鞍部を目指し、もうあれだなって分かります。
9時20分、1565m、休憩。
前に来たときはここに看板がありましたが、いまはありませんでした。
鞍部は今回のルートで唯一ゆっくりできそうな場所でした。
ちょっと休んで、核心部に。9時30分出発。
鞍部の左が五里山、右が向山です。
まず五里山に。20分程度で到着できるということでしたが、
迷います。
ピストンして皆で確信したのは、
鞍部から大きな岩を右から巻いて、その後ろから一気に稜線に上がります。
岩の下部に近いところにもテープはありますが、
安全に結構下から、その岩を巻いて、
その岩の5mくらい離れたあたりを稜線に向かって一気にジグザグ上がる感じでした。
ここが不明瞭でした。
稜線に出てしまえば、大丈夫です。
尾根に沿って進みます。
残念ながら展望はありません。
途中、右手に1つの岩峰があって、横目に通過。
するとみずがき山側の斜面が、林業の伐採作業が入っている現場に出ます。
ピンクテープが増えて・・・・
正面に岩が。左に行きそうになりますが、右にも行けます。
このあたりでまた悩んだのですが・・・結局、この岩のあたりは1周できました。
はて?進むところは?もう10時10分。あれ?
最初にぶつかった岩の真後ろぐらいで、登れそうな所が。
登ってみましょうか?・・・・・・
あー、これ、ネットに出ている景色。
ここだ、五里山。10時20分から10分。1730m。
五里山と八ヶ岳のアングルが良いです。
南アルプスも良く見えます。
みずがき山はちょうど狭い方向で見えません。
金峰山は見えます。
狭いので、3人くらいが限度です。10分くらいで撤収。
下見ですから、最高峰の1740mにも寄ってみます。
一度東側というのか、みずがき山側に下り、登り返します。
岩山です。
そして、左に回り、テープがある、岩の間みたいなところから、
右に入って登り始めます。
登りきって、今度は左、みずがき山側の最高点に登ります。
何故かロープが張ってありました。
頂上自体は展望もいまひとつです。10時50分、1740m。
途中、みずがき山が見えました。
再度、下って、五里山のふもとに戻ります。正面が五里山。
そして、鞍部には11時半に鞍部に帰還。昼食。
(鞍部の写真が1枚もありません・・・)
そして、12時20分には向山に向け登山開始。
いきなり急です。
危険な、道なき道で、慣れた人がいないと危険です。
急なのに滑りやすく、つかまる木も少ない。
どうにか尾根に出て、懐かしの向山に到着。
12時45分、1673m。
いつの間にか、八ヶ岳は雲の中。
鞍部に戻って1時10分、休んで出発。
急な沢を下ります。1時30分。沢の分岐に到着。
堰堤を2つ戻って、林道から駐車場へ。
2時には帰還。無事でよかった。
せっかくなので、ダムから信州峠手前まで周って、みずがき山を眺めました。
この眺め・・・いいですよね。
今年も安全登山で無事帰還!!
素敵で素晴らしい山仲間に感謝。
懸案事項で難所の山が、また一つ克服できました。