なんか気晴らしに、映画館に行ったところ、
時間の合うのが、この作品でした。
最近、邦画がんばっていますよね!?
予告編で見て、渡辺謙の泣きを見て、この作品も見ておきたいと思っていたのでした。驚きなのは、この作品、3時間越えの作品で、途中に10分の休憩があります。
さて作品ですが、なんか今話題の「JALの再建」を髣髴させるような内容。原作は読んだことが無いのですが、労働組合の時代、海外赴任の時代、帰国後とかにも分かれているようですが・・・。
その昔、中堅の時代に会社や仲間のためを思って労働組合の団長となって、会社から労働条件や社会保障の改善を勝ち取ってきた渡辺扮する恩地。しかし、その後の彼に待っていたのは、海外の僻地勤務。左遷であった。通常僻地勤務は2年のところ、恩地自身も反省する話ではないと会社にたてつき、10年の海外でしかも僻地の赴任が続いた。
しかしようやっと戻ったときには、未曾有の大惨事、御巣鷹山での墜落が発生し、その遺族の対応係を任せられる。しかし、遺族を思った納得の行く対応もできない。
ようやく国が会社の建て直しに介入し、外部の会長が就任することになり、恩地にあかるい日がやってきた。しかしまだまだ問題は山積して・・・。
渡辺謙をはじめ、妻にはサイドウェイズではキャリアウーマンを演じた鈴木京香が支える古風な妻を演じ、かつての同志でその後に敵対していく行天に三浦友和、ずっと渡辺謙を支えた仲間の香川照之。香川さんのいろんな役で、この役もはまっていたなと思います。素敵です!!
「この会社は、何も応えてくれないのです!」
会社に雇われている自分たちですが、会社を変えていけるのも自分たちかな?と思います。でもそれは茨の道であり。昭和50・60年代の話ではあるかもしれませんが、そういう話は、時を越えるのかなと思いました・・・現に今もですものね・・・
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