今日、近所の公園に桜の様子を見に行きました。こちらは東京ですが、開花が早かったわりには、まだ2,3分咲きといったところでしたが、大勢の人がピクニックを楽しんでいました。来週末は花吹雪かな・・・。
さて、春の到来にちなんだ作品をご紹介します。
水芭蕉のグラスです。
大柄の水芭蕉がグラスの全周をぐるりと囲みます。
バックの色をふんわり残しました。
水芭蕉三兄弟 (笑) グラスの縁から徐々に薄いグラデーションをかけています。緑色の被(き)せガラスは、ぼかしやグラデがかけやすいのです。
写真では判りづらいですが、花の穂の部分は砂をかけず、透明のままにしてアクセントをつけています。
グラスのサイズがわかりやすいように、恒例、私の手で持ったカット。
さて、初めてサンドブラストの作品を見た人に、「印刷?」とか、「どうやって描いたの?」って言われることがあります。作り方を聞かれるとつい話が長くなってしまいます。
江戸末期に発祥した、伝統工芸の切子に比べると、歴史の浅いサンドブラストの知名度が低いのは仕方がないですね。