ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

水芭蕉のグラス

2015年03月25日 | ガラス工芸・サンドブラスト

今日、近所の公園に桜の様子を見に行きました。こちらは東京ですが、開花が早かったわりには、まだ2,3分咲きといったところでしたが、大勢の人がピクニックを楽しんでいました。来週末は花吹雪かな・・・。

さて、春の到来にちなんだ作品をご紹介します。

水芭蕉のグラスです。

大柄の水芭蕉がグラスの全周をぐるりと囲みます。

バックの色をふんわり残しました。

水芭蕉三兄弟 (笑) グラスの縁から徐々に薄いグラデーションをかけています。緑色の被(き)せガラスは、ぼかしやグラデがかけやすいのです。

写真では判りづらいですが、花の穂の部分は砂をかけず、透明のままにしてアクセントをつけています。

グラスのサイズがわかりやすいように、恒例、私の手で持ったカット。

さて、初めてサンドブラストの作品を見た人に、「印刷?」とか、「どうやって描いたの?」って言われることがあります。作り方を聞かれるとつい話が長くなってしまいます。

江戸末期に発祥した、伝統工芸の切子に比べると、歴史の浅いサンドブラストの知名度が低いのは仕方がないですね。