皆さん、『緑のカーテン』運動ってご存知ですか?
YahooやGoogleで調べていただけるとわかるのですが、要するにベランダやバルコニー、お庭で朝顔やヘチマなどのつる性の植物を使って作る自然のカーテンのことです。
もともとは夏を少しでも涼しくすごすための昔の人の知恵なのですが、地球温暖化・都市部のヒートアイランド現象に伴って注目を浴びだした、家庭でできるエコ対策ともいえます。
緑のカーテン・コミュニティサイト
2年前のNHKの番組で夏を涼しく過ごす方法として紹介されたのを見て、私もその年、ゴーヤで試してみたのが上の写真です。
うちはコンクリートのマンションの3階ですが、まさに夏の輻射熱がすごいのです。日中、ベランダのコンクリートが太陽熱を浴びて熱を含み、夜になってその熱が吐き出されるので、こもるような熱気で寝苦しくてたまりません。
そこで、実験が大好きなROSEは、ためしにゴーヤで緑のカーテンを作ってみたのですが、確かに昼も夜も何もない状態にくらべて格段に爽やかで涼しいのです。数度違うだけ体感温度はかなり変わりますし、冷房効率が非常に良くなりますので電気代もかなり節約できました。葉が完全に窓を覆ってしまうと今度は風が抜けなくなりますが、そこはさすがに自然のなせる業、ゴーヤ自身が葉と葉の間に適度にすきまを作ってくれて風を通してくれますし、台風などの強風にも強いです。(さすがは沖縄県産の野菜ですね~)
おまけに何より、楽しみは収穫♪成り方もかわいくて、一斉に成るのではなく、花は毎日咲き、受粉した順番に1つずつ実になっていくので太ったころあいを見計らって少しずつ収穫していきます。
3ヶ月ぐらいコンスタントに収穫を楽しむことができます。ほんとに初ゴーヤで園芸まったく初心者なのに、ありがたいことに売るほど採れ、毎日食べても飽きないのですがそれでも最後のほうは食べきれずに配りまくりました。
去年はサボってしまい、熱地獄にゴーヤのカーテンの威力をまざまざと思い知らされ、今年再開することにしました。
この種は上の写真の2年前のゴーヤ君から取れた種です。非常に堅いので突起部分をハサミでチョンと切ってあげて水につけておくと発芽します。びっくりするほど発芽率がよいです。種13個のうち、発芽して11個がすくすくと育っています。
本葉が出たら土に植え替えてあげます。
本葉がいい感じに育ってきました。
このように、つるが延び始めたら、しばらくは細い支柱で
伸ばしてあげて、苗がしっかりしてきたらプランターに
植え替えどきです。
植え替えを待つ苗たち。
これから、どうやってカーテンにしていくかを、育てながら紹介していきます。すぐに知りたい方、このサイトをお手本にしてゴーヤのカーテンに成功しました。→にがうり倶楽部
ゴーヤの育て方だけでなく、いろいろなお料理方法ものっていて楽しいですよ。
今、まだ園芸店などで、ゴーヤやキュウリの苗が売られています。苗からならまだ間に合いますので、ぜひみなさんも一緒に『緑のカーテン』を作ってみませんか?
ツル性の植物はいろいろありますが、私のオススメはやはり、ゴーヤです。なぜなら、成長が早く、はっぱが大きいのですぐにネットが葉で覆われますし、暑さはもちろんのこと、虫や病気にとても強いのです。
一方、一緒に植えたキュウリは虫・病気との闘いでしたが上手に育てて、無農薬で巨大なおいしいキュウリがたくさんできたヨロコビは絶大で、苦労の甲斐がありした。
地球温暖化防止なんてむつかしいことは考えずに、とにかく自分の家を少しでも涼しく快適にできて、ついでに野菜代も助かる、くらいの軽い気持ちではじめてはいかがでしょうか?
今年は、ゴーヤカーテンの下に縁台を置いて、ゴーヤのおつまみとともに夕涼みのビールを飲むのだ~!!
Rose Posyさんの素晴らしいブログを見て、とても感心しています。Rose Posyさんのお宅は東京ですか。もしよろしければ、ゴーヤのカーテンについて取材をさせていただけないでしょうか。
電話:03-5464-1926 メールアド: moonlightloveremily@gmail.com
もしご興味ありましたら、ぜひご連絡ください。
誠にありがとうございます。