ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

演技する猫

2008年02月06日 | ねこの話

ねねは、家人が出かけようとするのを察知すると、たちまち『いじけモード』体勢に入ります。

最初の頃は、上の写真のように、『家政婦は見た!』のポーズを毎日バカのひとつおぼえのようにやっていました。襖の向こう側へ行き、半分だけ顔を出して、ぢぃーーーっとこちらを凝視し続けます。さっきまでリビングでくつろいでいたかと思うと、私が化粧を始めたのを見るや否や、いそいそと襖の部屋に移動して半顔を出して座っています。玄関を出るまで、その姿でずっと動こうとしません。

この哀れっぽい姿を見てしまうとかわいそうで胸がキューンとしてしまい、出かける気持ちが萎えてしまうんですよね。今は慣れてしまい『ほら、またイジケやってるよ・・・。半顔ちゃん、じゃーねーバイバイ♪』と手を振って出かけることができるようになりました。

ねね的にも”半顔”ポーズは効果がなくなったと悟ったか、このごろ『いじけモード』に変化がでてきました。忽然と視界から姿を消して我々が作業部屋と称する部屋に隠れる『おこもり』バージョン、”半顔”の進化版として、体を前半分だけ出してシナを作る『ぶりっこ』バージョンもあります。懸命に『一人ぼっちにされて、可哀相な私』を演じて、気を引こうとしています。



本棚やTVの裏、押入れに隠れていることもあり、人に自分を探させるのを面白がっているようでもあります。

しかし、きっと人が玄関を出た途端、『ちっ』と舌打ちしながらお気に入りの場所にいそいそと戻っているに決まってます。

ねねは、自分の行動に対する人の反応をよく観察しています。ねねが、たまたま意味不明な偶然面白いしぐさをして私が大笑いすると、次から同じ行為を繰り返すようになり、その際ウケてるかどうかちゃんとこちらの反応を見ています。(たとえば、猫踊りとか、スリッパを前足で抱いて後ろ足で超高速猫キックをするとか。)

そして、”こうすれば、ああなる”という因果関係もきっちり把握しています。私と目が合った途端、顔を引きつらせて脱兎のごとく逃げていくことがありますが、その直前に決まっておイタをしていたな、とわかります。(ねねのイタズラは台所の流し台やカウンターの上に乗ること。見つかるとツレにめちゃくちゃ怒られる)

猫は犬ほど感情表現が豊かでないだけに、一見バカそうに見えますが、知能指数は非常に頭がいいのかもしれません。



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1 コメント

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Unknown (あき)
2008-02-07 11:56:11
かわいいですねぇ~
こんな愛らしい顔されたら出掛けられないっ!
ネコも人間を見て色々考えてるのね
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