ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

バラとぶどうのペア・ピルスナー

2014年09月14日 | ガラス工芸・サンドブラスト

御贈答用にペアの作品を作りました。

このピンク色の生地は、「金赤」といって、希少なお色なのだそうです。他の色の生地に比べると大変お値段が張ります。しかも生産数が少ないため、お教室でもたまにしかみかけません。その理由は、この色を出すために希少金属を使っており、その金属が年々手に入りにくくなっているために、値段が上がっているそうです。”高いと売れない”→”売れないから作らない”、のマイナススパイラルに陥っているそうで、私はその話を聞いて、このグラス生地を見つけたとき、迷わず手に入れていました。

師匠のいう”三大人気柄”(葡萄・バラ・ユリ)のうち、今回は、葡萄とバラを用いました。

ぶどうは男性、バラは女性に人気なのだそうです。

そういえば、体験コースにいらっしゃっているお客さんを見ていると、男性はぶどうの柄を選ぶ人が圧倒的に多いですね。お花は女子っぽくてなんとなく照れくさいのかもしれません。


金赤の生地はかなり薄い色ですが、濃淡の調整がしやすいので、ぶどうやバラのようなパーツが多層に重なる図柄やグラデーションもびびらずに(笑)気持ちよく彫ることができます。