薔薇のグラスに続いて、今度はお皿に大輪のバラの花を彫りました。
均一の深さに彫るのが難しいです。よくみると1つのパーツの中で深いところと浅いところのムラが出来てしまっています。まあ、それが自然のはなびらっぽくて、”味”だといってしまえばそれまでですが・・・。(笑)
手前にあるパーツは深めに彫っておかないと、次にそれに重なるパーツを彫るときに、境界線が消えてしまいます。かといって深すぎてもいけないのです。難しいことを求められますね。
練習台となる素材は、ガラス板とかじゃなくて、完成後、食器として使えるものを使用するのが嬉しいのですが、お皿は食べ物を載せて供すると、当然ながら肝心の彫った絵柄をお見せすることができないんですよねぇ。。。 利用シーンに悩むところではあります。
でも、別に生活の器ですから、作品を人に見せる、ということを必要以上に意識しなくていいんです。出したとき、しまうときに、眺めて悦に入り、ほっこりするだけで幸せな気持ちになれます。