ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

コスチュームジュエリー展

2009年03月15日 | ジュエリーよもやま話
ガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)
1960年代
(日本橋三越催事ページより借用)

日本橋三越で開催中の、『コスチューム・ジュエリー展』に行ってまいりました。

コスチューム・ジュエリーとは、貴金属や宝石以外で作られたジュエリー、のことだそうです。

今回の展覧会では、代表的なデザイナーとして、クリスチャン・ディオール、ココ・シャネル、ミリアム・ハスケルの作品が展示されていました。


クリスチャン・ディオール
1960年代

1点1点、丁寧かつ精巧に手作りされており、素材が貴金属や宝石ではないこと以外は、女性を魅了する立派な宝飾品であり、美術品的価値を持つような素晴らしい作品ばかりでした。アンティーク・ジュエリーと呼ばれる歴史的価値を持つジュエリーにも、こうしたガラスや陶器を石として使った作品が沢山あります。


ミリアム・ハスケル
1940年代

ショーやパーティ用ということもあって、全体的に派手で華美な、いわゆる”ゴテゴテ”の組み物系のアクセサリーが多く、最後のほうはおなかいっぱいで飽きてしまいました。(^^;

場外では国内の”コスチュームジュエラー”(ちゅうか、ビーズ作家?)の展示即売会も併設されていて、女性客で盛り上がっていました。組み物はたまにするけど、ビーズはあまり興味のない私には場違いなコーナーでした。

展覧会の隣では、『味と技の大江戸展』をやっており、江戸指物、江戸切子、曲げ物、扇子、筆など職人さんたちが伝統工芸の制作実演をやっていて、むしろ私にはそちらのほうが強い感動を覚え、随分長い時間油を売っておりました。(^^;;