つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

Pond under the park.

2017年03月26日 07時01分26秒 | 日記
津幡町が管理する公園は、幾つかに分類される。
きのう投稿した「津幡中央公園」は「都市公園」。
他には、農村公園や墓地公園などがあるが、
最も数が多いのは、町内125箇所の「地域公園」だ。

…その1つ、津幡町北中条2丁目の「なかよし公園」の下には、
日本最大級の防災施設「洪水調整池(ちょうせいち)」が隠れている。

昔、地上に落ちた雨はゆっくり時間をかけて流れていた。
森や田んぼ、河川の土の岸辺などが自然の遊水池になっていたからだ。
しかしコンクリートやアスファルトで地表と川が覆われ、それらが失われると、
雨水は吸収されないまま側溝を通して川に流れ込む。
川の流れは速くなり、水量も多くなる。
雨が甚大になれば、溢れて洪水になる場合も。
そこで、雨水を一時的に貯め、ゆっくり流そうと考案されたのが「調整池」だ。

散歩中、住宅街の傍や、大型商業施設の駐車場など、
前述掲載同様の看板を彼方此方で見かける事が多くなった。
ちなみに「なかよし公園」の敷地面積は7,589平方メートル(2,295坪)。
地下の調整池の容量は、公園を上回る8,670平方メートル(2,622坪)。
なるほど、でかいのである。

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