つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

Saturday in the Park.

2017年03月25日 14時38分47秒 | 日記
この投稿のタイトルは、アメリカのロックバンド「シカゴ」の名曲を拝借している。
メンバーの1人で「サタデイ・イン・ザ・パーク」の作者「ロバート・ラム」は、
制作時を振り返って、次のように語った。

『当時アメリカはベトナムの泥沼にハマり、反戦運動も盛り上がっていた。
 そんな中でも、ここ(公園)だけは、とても美しく楽しい場所だった。
 皆に知らせたかったんだよ。
 ベトナムで人が死んで行く同じ時にも、
 大都会の公園で、多くの人々が平和な時間を過ごせるんだという事を。』

世界を見渡せば、戦火やテロの火の手は後を絶たない。
日本とて、危険と無縁ではない。
半島から火矢が飛んでくるかもしれない。
鬱屈した狂気を育てている輩がいるかもしれない。
着々と怖ろしい準備を進めている勢力が狙いを定めているかもしれない。
…などと、ネガティブな思いを巡らせればキリがない。
しかし、今朝足を運んだ「津幡中央公園」は、幸い平穏に包まれていた。

ここは、僕にとっては、散歩コースの1つ。
少年時代は、草野球や鬼ごっこの舞台だった。
その様子を紹介したい。

所在地は、津幡町・横浜。
中央の芝生広場を遊歩道が囲い、更に外に並んだ立木エリアには、ゲートボールコース。

さしたる特徴はないが、整備が行き届き過ごしやすい。
手洗い、水飲み場なども設置されていて、
天気の良い日中には憩いを求めて訪れる町民の姿が見受けられる。

メイン遊具は、滑り台や雲梯、ジャングルジムが一体になった複合タイプ。

火牛の「カーくん」「モーちゃん」もデコレートされている。
彼らは、倶利伽羅源平合戦の「火牛の計」をイメージしたキャラクター。
力を発揮すれば千人力の「火牛のカーくん」。
まぁ~るい体でみんなを癒してくれる「火牛のモーちゃん」。
津幡町の応援団だ。

比較的新しいモニュメントは顕彰碑。

「矢田富雄」氏。
明治43年生まれ、昭和58年没。
生前、石川県議会議員、県議会議長、自民党石川県連幹事長を歴任した。
現町長の尊父であり、いわゆる、地元の名士だ。
存命中の姿を見かけた記憶はあるが、その功績はよく知らない。
石碑には経歴が詳しく刻まれている。
興味のある方は、現地にてご一読を。


去り際に、何処からかやってきて芽吹いた樹木を見つけた。
また、近くでは土筆の群生も。

力強く萌え出る(いずる)姿は、冬の終わりを告げる大地からの使者だ。

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