![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/5e/7cd387668ec3e8b152468ec3499df48d.jpg)
「あんころぉぉー!」
僕が高校生だった時分まで、国鉄・津幡駅のホームに列車が止まると、
辺りに、一本調子で力強い声が響いたものだ。
発声元は「きびあんころ」を入れた黒い箱を肩に掛けた売り子さん。
僅かな停車時間の間、懸命に声を振り絞っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6a/a8aad2e8b0d737a25aba48db483adb20.jpg)
かけ紙には北陸本線・津幡名物とある「きびあんころ」は、
一世紀の歴史を刻む鉄道銘菓。
餅米を蒸し、きび粉を練り込んだ小さな団子に漉し餡をまとわせた、
素朴な味わいのスイーツだ。
駅舎近くの「庭田商店」にて100年前から同じ製法を堅持している。
かつては、乗降客を相手に直接販売されていたのだが、
現在は駅舎内の売店で販売。
立売スタイルが姿を消して久しい。
「あんころぉぉぉぉーっ!」
発車のベルが鳴り車両が動き出すまで続く威勢のよい大音声こそ、
津幡駅の名物だった。
僕が高校生だった時分まで、国鉄・津幡駅のホームに列車が止まると、
辺りに、一本調子で力強い声が響いたものだ。
発声元は「きびあんころ」を入れた黒い箱を肩に掛けた売り子さん。
僅かな停車時間の間、懸命に声を振り絞っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6a/a8aad2e8b0d737a25aba48db483adb20.jpg)
かけ紙には北陸本線・津幡名物とある「きびあんころ」は、
一世紀の歴史を刻む鉄道銘菓。
餅米を蒸し、きび粉を練り込んだ小さな団子に漉し餡をまとわせた、
素朴な味わいのスイーツだ。
駅舎近くの「庭田商店」にて100年前から同じ製法を堅持している。
かつては、乗降客を相手に直接販売されていたのだが、
現在は駅舎内の売店で販売。
立売スタイルが姿を消して久しい。
「あんころぉぉぉぉーっ!」
発車のベルが鳴り車両が動き出すまで続く威勢のよい大音声こそ、
津幡駅の名物だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます