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つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

昭和の津幡町にて戦々恐々。

2012年11月21日 08時24分22秒 | 日記
「今日の一枚」は「津幡町PTA大会」に人々が集う様子。
先頃・11月11日、津幡町文化会館シグナスにて開催された。
僕は縁がなく参加しなかったが、当日は以下のような内容だったらしい。

『教育委員会表彰、町P連会長表彰、
 講演会 10:30~12:00 
 演題「ケータイ・インターネットが子どもたちに及ぼす影響について」 
 講師 金沢星稜大学 村井万寿夫氏』

…これは「津幡南中学校」のブログ「校長室より」引用させていただいた。
文中にある「P連」は「PTA連合会」の略。
小中学生の親御さん方が、学校と連携した教育活動の成果を披露し、
あるいは努力を労い、有識者による指導を受ける。
そんな場なのだ。

「PTA」…「Parent-Teacher Association.」
日本語訳としては「父母と教師の会」。
第二次大戦後、父母・教師が相互に協力して学校単位に発足した任意団体。
お手本は、戦勝国のアメリカである。
目的は、子供の福祉と教育効果の向上。
その考え方は間違っていない。
また、その行為も間違ってはいない。
…しかし、小学生の僕の頭には、別の幻想が張り付いていた。

『度々、サブカルチャーに「有害」のお墨付きを与える
 アタマのカタイ大人達の集まり。』

図書、TV番組、音楽、映画などにNGを出すニュースを見聞きして、
戦々恐々としたものだ。
無知だったのである。

さて、前述引用した「津幡南中学校」のブログには、
講演会告知に続き、こんな記載があった。

『是非この機会に現代的課題である情報モラルについて
 インターネットを通した話で理解を深めてほしいと思います。
 もはや、この問題については
 学校では指導と対策に限界を感じています。』

現実世界と乖離した電脳世界の歴史は浅く、経験の蓄積による規範の構築や
法整備を遥かに上回る凄まじいスピードで変化している。
便利な面は認めるが、昨今のPC遠隔操作事件などを見ても分かるように、
恐ろしさも内包した別世界だ。
大人は勿論、未熟な子供が足を掬われるケースは想像に難くない。
確かに、使う側が道徳と知識を備える事は、必要不可欠な要素である。
コメント
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