つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

帰って来た、津幡町のイエローハット。

2011年04月06日 10時35分07秒 | 日記
今日、津幡小学校で入学式が執り行われた。
会場は、真新しい学び舎。
およそ1ヶ月前…新生・津幡小学校の落成について
新聞記事は次のように伝えている。

『新校舎は、三階建て延べ七千八百平方メートル(体育館含む)。
 廊下に多目的スペースが設けられ、ランチルームの新設と合わせ、
 旧校舎の一・七倍の広さとなった。
 プールはスペース不足を補うため、二階屋上に設置。
 屋根は伝統校に相応しく瓦葺を採用した。
 円形の図書室、玄関脇に設置した太陽光発電パネル
 (五十六枚、出力一〇・六キロワット)が目を引く。
 総工費は約二十二億四千万円。』

結構立派で、結構お金もかかっている。
勿論、公共の施設なのだから当然の事と思う。
しかし、標高20メートルに満たない大西山上の校舎に通った僕にとっては、
残念ながら感慨の薄い建物なのである。
また、度々投稿しているとおり、現在の校舎がある場所には、
かつて「スカール」があった。
沢山の思い出を育んだショッピングセンターは、
ずい分前に影も形もなくなったが、
更地であれば、当時の姿や間取りを思い描くことはできた。
新たな器が建った今では、それも難しい。
すっかり変わってしまったのである。

一方、変わらないものもある。
「今日の一枚」…父親らしき人物に手を引かれて登校する
小学校低学年女の子。
彼女の帽子とランドセルカバーが黄色いのは、昔のまま。
春になって、何年も何度も繰り返されてきた光景が戻ってきた。
コメント
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