木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となった
福島県いわき市の”塩屋崎灯台”が約3年ぶりに一般公開されたと。
映画の中で燈台守の妻が嘆くシーンがある。
「光を守る為に私達がどれ程の苦労を重ねているか
だれも解ってくれない」と。
「俺の苦労はお前が知っている。お前の苦労は俺が知っている」
と、夫は答える。
心に寄り添ってくれる"一人”がいれば、生きる力を見出せる。
一人の存在がいかに大切か。
人と言う字も支えあっている。
自分を解ってくれる人がいれば大きな力を得られるのだ。
人生は決して闇ではないのだからーーーーーー。