六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

まさか山陽6000系の重連特急

2017-10-02 |  出撃 at 近畿地方
 昨日の続きで朝から103系の撮影に勤しんだ2日目の9/27は、9時過ぎには撮影を終了して、さて今日は夕方の運用に入るまでの時間が開くので、阪急阪神1DAYパスで沿線視察に出掛けることに。
 阪神のドーム前駅の地下に入って、20分程で地上に上がってきたら、さっきまで快晴だったのに、もう一面に曇っていました。
 確かに今日は晴れ後曇り夜から雨の予報でしたが、こんなに早くも曇るとは。
 そう思いながら尼崎行き普通に乗っていて、大物駅の手前でふと右手の車窓を見たところ、グランド越しに何やらカラフルな帯の電車が本線を梅田へ向かって行くのが見えました。
 あれ、まさか山陽6000系じゃないか、本線試運転か?
 山陽6000系といえば、在来の普通車である3000系や3200系を置き換える為に作られた、オールロングシートの車両で、阪神線への直通特急に入るなど、国内最高の居住性を誇る5000系列と比べたら明らかにサービスダウンになるので、入れることは無いと思っていましたが、私のその概念は見事に打ち砕かれました。
 試運転であれ、梅田までの間に線路の余裕はないので、すぐに折り返して来るだろうと踏んで、大物の下り定番位置でスタンバイ。誰も撮影者はいません。
 程なくして20分程で下ってきました。

 直通特急?マジ?
 マジに特急運用に入っていました。これは愕然、早速目撃ツイートが無いか調べてみたら、「24日から運用開始・・・」として、今日は早朝から運用に入っているようです。
 普通列車用に製造された6000系がなぜ、重連で特急運用に入っているのか、まさかこのまま今後も特急運用に入り続けるのか、それなら乗る側にとってはガックリですが、ロングシート車が重連で阪神線内をブッ飛ばす姿はオタクの皆さんには垂涎モノであるのには違いがありません。5000系の入場による代走だと思いたいです。

 その後昼間は阪急沿線の視察に出かけ、夕方再び尼崎へ戻って来たので、再度大物へ。
 尼崎駅に2人程撮影者がいましたが、大物にはなぜかいませんでした。天気が下り坂で早々に暗くなってきているので、高速で走行中の写真は撮れないとして、速度が遅い駅進入シーン狙いに変えたのでしょう。私は動画なので関係ありません。

 そして上りの直特がやってきました。暗くなってきてシャッター速度は1/200ぐらいまで落ちてきていました。

 重連部分でカメラをパンニングします。外形デザインからして重連で貫通できないのかと思い込んでいましたが、しっかり貫通できているようです。
 ここで注目すべきなのが、編成間に取り付けられた転落防止バーです。梅田方・姫路方両先頭車には付いていないのですが、ここだけ取り付けられています。これは1日や2日そこらの緊急的な代走ではない可能性があります。
 このまま大物にいても午前中に既に下りは撮っているので、20分程の間に別の場所に移動します。

 やってきたのが千船駅の梅田方、ますます暗くてなってきているので、西へ向かうと通過時刻も遅くなるので、梅田方へ行って迎え撃つことにしました。更に暗くなって1/125まで落ちましたので、静止画だと完全にブレます。
 これでもう日没により終了。翌日以降も運用に入っているようです。
 山陽3連車の重連といえば、3070番台のアルミカー以来の実現だと思いますが、オールロングシートでのロングランはできればやめてほしいと思います。多分5000系の検査代走だと期待を込めて。
※運用開始は24日からだったようです。記事を訂正しました。
コメント
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