小学生の時に「2012年に和歌山まで金環食見に行くねん!」と言って30何年。
当時は和歌山まで行かないと見られないと思っていたのですが、別に和歌山まで見に行かなくても、今回は関東~関西~四国~南九州の広い範囲が金環日食の観測域だったので、自宅のベランダで見ることができました。(昨日は阪和線撮影のために和歌山県まで行きましたが。)
朝、カーテン越しに晴れているのを確認。でも7時過ぎにベランダから顔を出した時には雲に覆われていました。
仕方ないので出勤の身支度をしながらその時を待ちました。
7時25分、雲が薄らみ始め、雲の隙間から太陽が顔を出し、7時29分、全面が欠けた金環日食を拝めました。
撮影の用意はしていなかったものの、急きょデジカメを出してきて撮影。日食メガネを通すと上手く映らないため、ダイレクトで撮影。雲の隙間の薄い日差しのため、ダイレクトでの撮影が何とか可能でした。
そのため写真に撮ってみると金色ではなく、白い色の金環食-つまり白金(プラチナ)色の日食になった感じです。決してモノクロ写真ではないんですよ!
7時55分の出勤時刻までに何回か雲の隙間から青空が覗き、日食メガネではっきりと金色の欠けた太陽も見られました。
出勤の支度をしながらの合計数分間のせわしない観測でしたが、ベランダから簡単に見られたので、今回はラッキーでした。