やわらかな桃色の八重咲きの梅、乙女の袖 (おとめのそで)。
どうも小倉百人一首にある僧正遍昭の、
「あまつかぜ雲のかよひぢ吹きとぢよ 乙女の姿しばしとどめむ」
という歌のイメージに近いので、何か関係があるかと調べてみました。
やまとうたによると、この歌の出典は古今集巻十七 (雑上) で、
「五節のまひひめを見てよめる」とあるそうです。
「五節 (ごせち) の舞」 は少女が舞う宮廷舞楽の一つで、梅の品種名にも
なっており、以前アップしたことがありました。
「乙女の袖」 はその舞姫の衣装の袖ということでしょう。
いかにも少女の初々しさにふさわしい色合いですね。
この歌を本歌にした、ズバリの歌もありました。
天つ風氷をわたる冬の夜の乙女の袖をみがく月影 (式子内親王)
天つ風雲井の空を吹くからに乙女の袖に宿る月かげ (後鳥羽院)
(埼玉県東松山市 武蔵丘陵森林公園 080210)
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なっており、以前アップしたことがありました。
「乙女の袖」 はその舞姫の衣装の袖ということでしょう。
いかにも少女の初々しさにふさわしい色合いですね。
この歌を本歌にした、ズバリの歌もありました。
天つ風氷をわたる冬の夜の乙女の袖をみがく月影 (式子内親王)
天つ風雲井の空を吹くからに乙女の袖に宿る月かげ (後鳥羽院)
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